今日は水曜日だが先日の休日出勤の代わりで休みなのだ。今日も皿ヶ嶺に行ってみる。9月26日に久万高原町側からの登山道を一挙に3つ紹介したが、いわゆる六部堂越コースでバス停に直接出る道を見つけることが出来ず仕方なく六部堂コースで下山した。今日はそのリベンジと言うことで、六部堂のバス停から六部堂越を目指すつもりなのだ。

いつもはコンビニ弁当を持って行くのだがさくら山行会以外の山歩きの時はコンビニ弁当は自己負担よと言われている。しかし私の財布の中は・・・、イヤ、これ以上我が家の内情を書くのはやめとこう。テレビではサラリーマンの一ヶ月のお小遣いが○万円という調査結果を報道しているが、一体どこの国のサラリーマン?と思ってしまう今日この頃。余計な事は書かずに結論を書こう。今日は弁当を作ってもらう。

昨日の晩飯が炊き込みご飯だったので、その余ったのを弁当箱に詰める。そして隙間におかずを詰め込む。わざわざ山に持って行く弁当のためにおかずを作るとは奥さんは良く出来ているね!と思った貴方は完璧に認識違いである。冷蔵庫の冷凍室を開けば出てくるおかずである。それはおいといて出発。今日も三坂峠を越えて行く。

久万スキーランド入口の広場に車を停める。前回の9月26日に学習したので今日は日陰になる場所に車を停める。


デジカメ時計=9時10分
実は33号線から六部堂越に向かう登山道入口を知らない。しかしパソコン地図を眺めてあの辺かなと思う場所から山に向かって入って行く。
何か標識らしきものを発見。文字は判読不能だが、この道で間違いないということだろう。
歩き始めは登山道は雑草に覆われているが歩きにくいというほどのものでもない。しかし私は落ちていた杉の枝に足をひっかけてモロに転んでしまう。これがこの後の難行苦行の前触れだったとは知る由も無い。
杉林の中の登山道。この付近は草も無く歩きやすい。
小さな谷の左岸を上がって行くが、対岸にも登山道が見える。どっちが正しいルートなんだろう?標識が全く無いので分からない。
川沿いを上がって行くとここで行き止まり。でも心配ない。少し下がれば方向を変えて登山道は続いている。これはわざわざネタ用に撮影。
猪の遊び場かな?

この後、本当に登山道が無くなってしまった。天気も良いしGPSには9月26日に歩いたコースがまだ表示されている。道に迷う事は無いだろう。このまま強引に上がって尾根に出たらGPSを頼りに尾根を歩いてみよう。

行く手にこんな岩場が見えた。ブレブレだね。この岩場の下の方は柱状節理っぽく見えるけど、上の方は小さく砕けた岩になっている。岩の風化の歴史を見ているようだ。
岩場の右を行き強引に潅木の斜面を上がって行く。下草が少ないのでまだ歩きやすいほうだ。
尾根に出た。あとは尾根を行けばどこかに出るに違いない。


デジカメ時計=9時56分
紅葉を写す余裕も有ります
このあたりまでは尾根道も歩きやすかった
歩きやすかった尾根道も何故かこの赤テープで終点となる。赤テープの向こうは自分の背丈よりも高い笹(スズタケ?)が密集している。そのスズタケの足元を見ると、明らかに踏み跡と見える細い筋が続いている。この踏み跡を信じて藪こぎ開始。


デジカメ時計=10時4分
正面に踏み跡は続いている。でも目の前に見えるのはこんな感じ。地面を見ると間違いなく踏み跡はある。
おっ、猪のベッドだ。暖かそうだな。都会の路上生活者よりも良いベッドかも。

地図は無いけどGPSを常時確認しながら進む。9月26日に歩いた林道に向かって歩いている雰囲気は分かる。

ようやく木の隙間から林道が見えてきた
林道に出てすぐ左手にこの機械が有った。前回と同じかと思ったが、あの日の写真と比べると木材が減っているね。


デジカメ時計=10時33分

ここで少し美茶休憩。休憩が終わればあとはこの林道をそのまま歩いて六部堂越に向かう登山道入口に向かう。

六部堂越に向かう登山道入口は分かりにくく説明もしにくい。まずはこの林道に向かってくる小さな谷が目印となる。
そしてその谷のすぐ右手に急勾配の登山道があり、手前に分かり難い小さな標識がある。

今回歩いてみて感じたのは、この取り付きの急勾配の登山道は林道が改修されて広くなったので、最短距離で無理やり古い登山道と林道を結ぶために作られたのでは? この急勾配部分は本来の昔からの登山道とは違うような感じがする。しかし古い登山道を知らないので本当の事は分からない。


デジカメ時計=10時46分
ロープも用意されている先ほどの急勾配の取り付き部分を上がるとあとは普通の登山道が続いているのでそのまま歩けば良い
途中にあるこのルート唯一の標識
やがて狭くて平坦な鞍部に到着する。峠の頂上になる。すぐ向こうに石仏が有り昔から利用されていた道だということが分かる。


デジカメ時計=11時7分
つまり林道から約20分で到着

立ち止まって小休止。ここから皿ヶ嶺の山頂に向かう。11時10分出発ということにしておこう。

ここから皿ヶ嶺山頂までは直登となり、結構キツイと感じるときもある。この登山道は所有者が異なる山林の境界となっているのだろうか?登山道の真ん中に赤い標識が立っていることもある。

ひたすら上がれば皿ヶ嶺山頂だが、途中少しスズタケが被さってきて藪っぽいところもあるが、先ほどの道を間違えて無理やり進んできた尾根の藪に比べたら可愛いものだ。

ようやく前方の上の方が開けてきて山頂が目の前だと言うことがわかる。到着すると先客3人。昔乙女が一人と昔青年が2人が楽しくおしゃべり中。あらっ、昔青年の一人は元さくら山行会のメンバーだった。と言うか夫婦でさくら山行会メンバーだったんだけど、二人とも今はさくら山行会をやめてしまったが。

3人でおしゃべりを楽しんでいた昔乙女が私を振り返って顔を見るなり「今日も調査ですか?」と話しかけてくる。いきなり私の名前を確かめることもなくそんな言葉で話しかけてくると言う事は、私を「おいわさん」だと知っている事になるが、失礼ながら私はこの人を知らない。???と思っていたら、これまでに何回も山で会っていますよと言う。えー、全然覚えてない。あの日、あの場所で話もしていますよと言われたので「あー、Nさん」と答えると、凄い記憶力と感心されたが、これでも4/5アルツなのだ(-_-;)

ようやく私の息が落ち着いてから今日ここに来た目的を説明する。つまり前回見つけられなかった六部堂越ルートの確認が目的だと。するともう一人の昔青年(Aさん)が「林道が出来てから昔の登山道が分からんようになったね」みたいなことを言う。やっぱり、こんなベテランでも分かり難いのだ。初めての人間が分かるわけが無い。

山頂に居た3人


デジカメ時計=11時54分
六部堂越(石仏の有った峠)から44分
国道33号線から2時間44分
また新しい椅子が増えている。これは生徒用。向こうの背もたれ付が先生用。

私は上の新しい椅子に座って弁当にしよう。Nさんに珍しいものを見せてあげると言ってザックから弁当を取り出す。今日はコンビニ弁当ではなくて愛妻弁当なんよと強調する。私が弁当を食べていると3人はお先!と出発していった。Aさんは火バサミとゴミ袋を持ってゴミを拾いながら来たようだ。

誰も居なくなったテーブルセット


デジカメ時計=12時21分


     帰る




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