私の会社は12月30日から1月4日までが年末年始の休みだったが、昨日までの4日間は家族サービスに徹してきた。今日は一人で山に行くと宣言していたので予定通り山に行く。行き先は近場の皿ヶ嶺だ。ガソリン代のかかる遠方の山には行かせてくれない。魔法瓶に熱湯を入れたら出発準備完了。

コンビニで食料を仕入れたら皿ヶ嶺に向かう。道路に雪が残って無いか心配していたが、水の元まではほとんど雪も無く無事に到着。先客の車なし。出発の準備をしていたら下の方から夫婦が歩いて上がってきてそのまま風穴に歩いて行った。

出発前に水の元の様子を写す。道路に雪も氷も無いことが分かるだろう。


デジカメ時計=9時29分

ここから上林峠に向かう。杉林の登山道を歩いていると登山道のすぐ両側の土が掘り起こされたように続いている。イノシシにしてはその掘り起こす幅が狭すぎる。一体なんだろうと思ったが、霜柱で土が持ち上げられてその後その霜柱が融けたためにこんな状態になっているのかなと一人納得しながら歩いて行く。

杉林を抜けるとお花畑になる場所に出る。落葉樹ばかりなので雪が積もって白くなっている。

ここで少し登山靴が滑ったのでここから滑り止めを付けて行く。
古い林道に出た。夏に来ると結構藪っぽいんだが、この季節だと何も無いのでまともな道のように見える。
そして林道からこの階段を上がって上林峠に向かう
今日の難所。積雪期以外ならなんともない場所だが、今の季節は凍結が有るので危険箇所。そのためロープも用意されている。
灰色に写っているのは氷だ。その上の狭い幅の登山道を慎重に通過する。ここで足を滑らせたら簡単に10m以上は滑落。
手前はイノシシが登山道付近を掘り返したために雪の上に土がかぶさっている
上林峠に到着


デジカメ時計=10時16分
そしてここからしばらく階段が続く。雪が無くてもしんどいのに雪が有れば余計にしんどそう。
階段を上がる途中で振り返ると陣ヶ森がよく見えるポイントが有る
ハァー
ようやく階段が終わる頃にヤマアジサイが雪の上に転がっていた
ベンチにも雪が積もっている。元旦はきれいな霧氷が有ったようだが今日はきれいに融けてしまっている。
爪の跡が3本見えるこの足跡は?イノシシ?
樹林帯を抜けて竜神平入口に到着
竜神平
遠くに愛大小屋が見える
ここにもテーブルセットが用意されている。ここに座って美茶休憩しようと思っていたが、雪と氷に阻まれて立ったままで美茶休憩。
休憩が終われば山頂に向かう
石鎚展望場所からは石鎚は見えなかったが石墨山は見えた。ここよりも標高が高いためか白く霧氷が付いているのが分かる。
山頂に到着


デジカメ時計=11時22分

水の元から2時間弱。上林峠から1時間とちょっと。

風はそんなに強くないのでここでランチにする。魔法瓶のお湯をカップ式のインスタントシチューに注ぎ込めば美味しいシチューの出来上がり。

歩いている時は汗をかくほどだったが、矢張り止まったら寒い。ザックからヤッケを取り出して着る。シチューが終われば今度はインスタントコーヒー。魔法瓶があれば何でも出来る。魔法の言葉は凄い。

ランチが終わればさっさと下山。出発前のメモ写真。



デジカメ時計=11時50分
淡々と歩いて竜神平が見えてきた
青空も見えてきたので大きなサイズで



デジカメ時計=12時6分

これを写したら風穴に降りる
森のフラダンサー
イノシシはそこら中を掘り返している。一体何を探しているの?何かの木の根?昆虫?
風穴到着。車の轍はガチガチに凍っていて、うっかり足を置いたら滑って転びそうになった。


デジカメ時計=12時40分
水の元に到着。車が増えている。手前の道路もガチガチに凍っていた。雪を期待してきたのだろうか?家族連れが居たがこのガチガチの氷の上を滑って遊んでいた。
来た時は私以外に車は無かったのに4台に増えている 



デジカメ時計=12時58分
出発してから3時間半で帰ってきた

今日は本当は霧氷を見たかったんだが、そんなものは皆無の景色だったが、今年の最初の山歩きを楽しめて良かった。


    一人でお出かけに戻る   TOPに戻る    これまでの皿ヶ嶺山行記 
    この後、常夜燈めぐり

2010.1.7追加

GPSトラックログ

水の元から上林峠の間はログが乱れていたので編集して整形している
 
上林峠から皿ヶ嶺山頂までのGPSトラックログによるカシミール図形 横軸は水平距離
 

横軸は時刻
皿ヶ嶺山頂でのランチタイムの間も電源を切ってなかったので無駄に水平の線が描かれている
 
 


皿ヶ嶺山頂から風穴経由で水の元までのGPSトラックログによるカシミール図形 横軸は水平距離
 
 
横軸は時刻
 
 






SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送