今日は私の会社の夏休み2日目。昨日は家族サービスに徹した。これは今日、明日と2日連続で山に行くためには避けられない業務である。そして今日行くのは皿ヶ嶺。一週間前に皿ヶ嶺に行ったばかりなのにまた行くのである。

6月に石墨山に行ったときにも説明したけど、私の東温アルプスガイドのページを見た岡山の人から東温アルプスを縦走したいから教えてとのことでメールのやり取りを何回かして結局は縦走ではなく石墨山になった。そして今度は皿ヶ嶺である。ETC割引で海を越えてやってくる昔乙女を案内するのだ。

待ち合わせ時間の8時に間に合うようにコンビニで弁当を買い風穴の駐車場に着いたのが7時50分頃。まだ来ていない。デジカメ持って時間待ちの散歩をする。

高校生数人と引率の先生が登山の準備をしている。雰囲気的には昨夜はここにキャンプして撤収しているように見える。

8時ジャスト。今日の同行者が到着。運転してきたTさんが入口を間違えたと言い訳している。確かに皿ヶ嶺に向かう交差点には以前はコンビニが有って最高の目印だったが、今は廃墟が残っているだけなので初めての人は分かりにくい。皆さん準備が出来たら出発。6月の石墨山は大勢だったが、今日は4人だけ。

まずはトイレの前に立っている大きな看板の前に行き、写真を見ながら竜神平の説明をする。説明が終われば風穴に向かう。

風穴の手前まで来ると冷気が白い霧となって流れているのが見える。初めてこれを見る岡山の昔乙女たちもワーと声を上げて喜んでいる。
井戸の底のケシの花がまだ咲いている。これは予想外だった。
岡山の昔乙女たちは積極的である。私がハシゴを使えば降りることが出来るよと教えたら、ケシの花を写すために全員降りていった。今さら危ないからダメですよなんて言えるはずが無い。

ここで一句。
夜目 遠目 霧の内(-_-;)
私も負けじと降りて逆光で写す
露出を絞りすぎて暗い。しかも花を写す時の基本と言われるシベの部分にピントが合ってない。でも暗いから分からないだろう(-_-;)
無理やり「幻想的でしょう」と言わせる写真 

ケシの花を堪能したら出発。岡山のメンバーが喜んだのはもちろん、咲いているとは思ってなかった私だったので予定外の花が写せてラッキーな気分。

あとは淡々と歩いて行く。登山道の両側にはギンバイソウが群生し、それが珍しいのかあれこれと話ながら歩いて行く。ギンバイソウ以外にも登山道沿いの花をいろいろ説明する。ヤブレガサ、シコクブシ(トリカブト)、クサアジアイ。

タマガワホトトギスの咲いていた場所に来るとイワタバコの花を写すようすすめる。

ベンチに到着。休憩。

写真をチェックしていて雲が虹色に輝く彩雲になっているのに気付いた。サイズを小さくすると虹色がわかりにくいので大きなサイズで。でも肉眼では全然気付いてなかったんだけど。
しかし太陽があの位置で彩雲が出現するんだろうか?もしかして単にデジカメのハレーションだったりして?

なんか異様な胸騒ぎを感じて見上げたら、挨拶が無いと森のフラダンサーが怒っている。気付かずに通過してしまうところだった。

竜神平に到着した。皆さん初めて見る山上の平原に感激している。ザックを置いてデジカメだけ持って湿原に入って花を写すようすすめる。もちろん私も。

ヌマトラノオはまだ最盛期のようだった。痛んだ花が無い。

コバギボウシの群生

コバギボウシはそろそろ終わりかけかな?茶色に変色したのも多い。
手前はコバギボウシ

奥の二人は花の終わったハンカイソウを写しに行った
そろそろ山頂に出発しましょうか
コバギボウシとヌマトラノオが入り混じって咲いている
愛大小屋付近にはまだ誰も見えない。そのうち人数も増えてくるに違いない。


竜神平のお花畑を見たら山頂に出発する。


    続く




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