今回の六甲山縦走のために準備したものは2つ。1つはLED方式の懐中電灯。事務局からの資料にはヘッドランプは必須ですと書いて有る。私はヘッドランプは持っているので、それは持っていく。しかし暗い山道でヘッドランプだけでは頼りないかも知れないと思い、懐中電灯も用意する。我が家の懐中電灯は昔の豆球方式なので信頼性が無い。もう今の時代はLEDだ。

そしてもう一つは、つい先日11月11日に開かれた六甲山縦走大会に参加したLoonさんのレポート。これは私のネット仲間のてるみさん(摩耶山さん歩管理人)が出発直前に紹介してくれたので、ホテルで読もうと印刷して持っていく。

あとはこんなに要るか?と思えるぐらい単3乾電池を16本。8本パックを2つ持っていく。今回、単3電池を使う機器を3種類持っていくのだ。デジカメ、GPS、懐中電灯。結論を先に書いてしまえば、電池を交換したのはGPSの4本(2本x2回)だけだった。デジカメは写す暇が無く、電池の消耗もあまり無かったということだ。懐中電灯も出発前に新品を入れていったので消費電流の少ないLEDで交換の必要は無かった。まあ、電池切れで泣いたことのある経験者はこれだけ持っていったことに驚かないだろう。

バスの川内インター出発予定時間は10時20分なので、10分頃に我が家を出る。我が家からバス停は近いのだ。バス停につくと一緒に歩く仲間が既に待っている。私の背中のザックを見て「なんでこんなに小さい荷物ナン?」と驚いている。皆さん結構大きなザックで来ている。六甲山に行くからと言っても、地元の人から見れば裏山に登るだけという感じだろう。四国から行くときに何故そんなに大荷物になるのか私の方が不思議だ(-_-;) 一応事務局から必須だと言われている物は持ってきていますよ。化粧道具は入ってないな。

バスは松山市内で渋滞が有ったのか少し遅れて到着した。コンビニで買った乗車券を運転手に見せる。すると座席は1のAだと言われた。つまり最前列の窓側。私にとっては特等席だ。川内を出た後は、川之江JTで徳島自動車道に入り、吉野川SAでトイレ休憩。ここで自販機の飲み物を買い、持参のサンドイッチで昼食。

三宮バスターミナルに到着したら、今度はJRで一駅隣の元町に行くためにJR三宮駅に向かう。バスターミナルから三宮駅まで行くまでに簡単にメンバー紹介。全員集合したら、今日の参加者は8人ではなく9人だということが分かった。男性4人、女性5人。昔青年、昔乙女ばかりで若いのは居ない。全員六甲山は初めて(清家先生も)。私は六甲山どころか神戸さえ生まれて初めてだ。

今夜の宿は元町に有るらしい。元町駅からはネット情報を印刷してきた紙を頼りにホテルに向かう。すぐにホテルは分かった。神戸タワーサイドホテルだ。なかなか良さそうなホテルだ。1階フロントに行くと六甲山縦走の宿泊者は3階で受け付けますと言われ3階に移動する。まだ受付時間前ということで誰も居ない。しかしそこに準備している物を見ると、大勢の縦走参加者が宿泊予約している雰囲気が見える。

受付が始まるまでに清家先生が用意してきた資料を全員に配る。なんと私がメモ帳に書き込もうと考えていたことを専用の表を作って小さな紙にコピーして来ていた。それは主要な目標地点の地名が既に書かれており、通過時間をその横に書けば良いようになっているのだ。いちいち場所と時間をメモするよりも、時間だけをメモする方が簡単で早いに決まっている。ましてや摩耶山なんて漢字は今まで書いたことが無いのだ。漢字で悩んでいる間に無駄な時間が経過してしまう(-_-;) さすが清家先生だ。

受付が始まり、あとから宿泊を申し込んだ私だけここで料金を支払う。そして弁当の引き換え券を受け取る。これは明日の縦走途中で弁当を受け取るためのものだ。私はてっきり明朝の出発時に弁当を受け取るものと思っていたので、ザックの荷物が増えると思っていた。弁当無しで出発できるのなら背中も軽くなり有り難い。その代わり、券を紛失したら弁当は無しということ。

部屋に入り夕食時間までテレビを見ながらくつろぐ。私は早速清家先生のメモ用紙を活用させてもらう。印刷して持ってきたLoonさんのレポートに書かれている通過時間を参考時間として赤色のボールペンで記入する。明日の本番では実際の通過時間をさらにその横に記入して、参考時間と比較しながらペースをチェックするのだ。

夕方5時前ロビーに集合。これからみんな揃って楽しい夕食。ここから中華街は近いと聞いたので、中華街に向かう。最初は商店街を歩き、途中で商店街から外れて中華街だ。すぐにそれと分かる独特の雰囲気の町並みに出た。どこで食べようかと歩いてみるが、結局は四国の田舎者なので安そうな店に入る。2階に上がってテーブルを2つくっつけて9人が座る。

男性陣はまず生チューで乾杯。私が注文したのはラーメンセットと焼き餃子。神戸の中華街まで行ってそれかよ!と突っ込まないように。しかし焼き餃子が遅く、持ってきたときには生チューはほとんど無くなっていた。

ホテルに帰ったら大浴場に入る。我々の泊まった部屋に風呂は無い。大浴場で一緒にお湯につかっていた人が、ゴールしたら目の前に温泉が有るよと教えてくれた。何も言ってないのに六甲縦走参加者だと知っていたようだ。と言うか、大浴場に入ること自体が六甲参加者の証拠なのかもしれない。六甲参加に関係ない人は普通のバスルーム付きの部屋に泊まっているんだろう。

風呂から部屋に戻ったら他の3人は既に寝ていた(-_-;)



       続く



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