3時7分起床。熟睡できたわけではないが、寝た気分にはなっている。清家先生のメモ用紙にはなんと起床時間まで記入するように出来ている。送迎バスは4時出発と聞いているので間に合うようにトイレに行ったり準備する。そのうち部屋のノックをして「おにぎりの用意をしています」と声が聞こえた。これは朝飯用のおにぎりだ。1階でもらってきたおにぎりは3個入り。2個を食べて1個は縦走休憩時に食べるためにザックに入れる。

4時前、もうバスは玄関に来ているよとの声が部屋の外から聞こえたので玄関に向かう。バスは2台待機しており先頭のバスは既に満席状態。その先頭のバスの補助席に座る。

3時52分 バス発車。どこをどう走っているのかサッパリワカラン。

4時17分頃 バスは縦走出発地点の目的地に到着。バスを降りて人の後からついていく。既に長い行列が出来ているようだ。

4時20分 行列の最後尾に並ぶ。受付開始は5時だ。それまで約1時間待たなければならない。立っているだけは寒い。早く歩かないと凍えてしまう。係員が「後方が国道にはみ出ているので前に詰めてください」と繰り返す。

私の後に並んでいた人がGPSをいじくっていたのを見て、あわてて私もGPSの電源を入れる。せっかく持ってきたのに電源を入れてなかったら何にもならない。

5時になって受付が開始されると行列が動き出した。だんだん前に進んで行き参加証に検印を押してもらう。出発点と途中3箇所の検印がないと完走が認められないのだ。

5時18分 検印をもらい出発。

須磨浦公園出発の様子。あのテントのところで係員に検印を押してもらう。通過時間は自分で記入する。出発点と途中のチェックポイントの検印が揃わないと完走証明書がもらえないのだ。 
出発後はひたすら鉢伏山への登山道を上がっていく。登山道と言ってもお散歩コースなのできれいに整備された階段の道だ。そして鉢伏山山頂手前で山腹をまいて旗振山に向かう。



5時54分 旗振山
どこで撮影したのか記憶に無い夜景。

撮影時間は5時54分、つまり旗振山からだ。幻想的な手ブレだ(-_-;)
Exif情報ではシャッター速度=1秒。

旗振山を降りて行き、大きな団地の中を通る。高島台だ。まだ夜明け前でハイキング参加者が大勢で歩くと異様な感じ。高島台を抜けたらまた上り坂となる。

ここはまだ水平のハイキング道 
目を海の方に向けると明石海峡大橋が見えた。
もっとズームで。この写真も手ブレだ。まだ夜明け前だから手持ち撮影するには苦しい条件なのだ。
栂尾山へは急な階段が続く
6時45分 栂尾山山頂

立ち止まってメモしている間にどんどん抜かれる。こんなメモするヒマも無いときの記録手段としてボイスレコーダーが良さそうだな。
7時 横尾山

丁度日の出を迎える
横尾山から歩いていくとネットで知った須磨アルプスに出る。標高200〜300mのところでアルプスとは大袈裟なとは思ったが、目の前に見ると、なるほど・・・と感じる。以下は、まとめて須磨アルプスの写真。




この人はボランティアです。とにかく56kmの要所要所にボランティアの人が立っています。


ここだけこんなに写真が多い理由は、全員の歩くペースが落ちるので、デジカメを構える時間的余裕が有るから。ここ以外は、のんびりデジカメを構えるヒマが有りません。写している間にどんどん追い越されて行きます。

7時35分 東山?通過。東山?と書いたのは標識が無かったか見落としたかで、東山のはずだけど自信が無かったから。

東山を越えるとまた団地に向かって降りていく。

横尾団地を通過。ここに写っている3人は同行メンバー。

我々は全部で9人のグループだが、この時点では3つのグループに分かれていた。Hさん夫妻はドンドン先を歩いて予想通りかなり早くゴール。清家先生は昔乙女2人と一緒に我々よりは少し先行。そしてここに写っている3人+私だ。

上の写真で我々の前にほとんど縦走参加者らしき人が居ないことに気付いただろうか?前に人が見えないことで四国から来たよそ者は見事に迷子になってしまったのである。次の目的地は妙法寺小学校なのだが、その小学校が見当たらないのだ。標識を見落としたんだと思うが、どこに行けば妙法寺小学校に行けるのか通りがかった人(合計4人!)に尋ねながら妙法寺小学校を目指す。ようやく前方に縦走参加者の行列を見つけてホッとする。地元の人から見れば、一体どこに迷子になる場所が有るの?と不思議な思いでしょうね。でも現実に我々は迷子になってしまったんです(-_-;)迷子になった場所は上の写真の場所よりもさらに歩いて高速道路の高架の下を歩いた所です。どこかで高架の下をくぐらないといけなかったのかと後になって思いました。

8時15分 妙法寺小学校。学校内にトイレが有るとの事でトイレタイム。仮設トイレを置いてあり、ここでも行列。

8時21分 妙法寺小学校出発。住宅街を歩き山の散歩道となって高取山を目指す。

8時58分 高取山の山頂下を通過する。

階段を降りていくと向こうの方から子供の元気な呼び声が聞こえる
9時2分 月見茶屋

先ほどの元気な呼び声は、バナナ1本50円との商売上手の呼び声だったのだ。私はここでバナナを1本買い、その場で食べる。ついでに早朝のホテルでもらって食べ残したおにぎり1個を食べる。

9時10分 出発
綺麗な紅葉が見えるところもある
広場が有り外観は綺麗なトイレも有る。このトイレは素通り。トイレを見つける度に利用していたら時間がかかるのだ。
こんな住宅街を歩く
9時50分 鵯越(ひよどりごえ)駅
鵯越駅からは小さなピークを登り、そこから降りたら道路に出た。その出た場所に見えた小さな滝。
10時9分 鈴蘭台処理場 トイレ有り

この鈴蘭台処理場までは、同行メンバー3人とついたり離れたりを繰り返しながら歩いて来たが、3人がここで休憩すると言うことで、ここからは完全にバラバラとなって一人で歩いていく。

何の施設か知らないけど、せっかく写したからアップしておこう。向こうに見える菊水山に向かう。
川を横断するときに上流を見るとダムが見えた。
延々と続く階段


この階段だったか、どこの階段だったか忘れたけど、遅い人を追い越そうとして急いで上がったら、足を階段に引っ掛けてべタッと前に転んでしまった。足を上げたつもりが上がってなかったのである。疲れている証拠だ。

転んだだけで何の怪我も無かったのは不幸中の幸いだった。
菊水山まであと900mの看板

デジカメによれば撮影時間は10時27分
まだまだ続く階段
菊水山到着。ここに最初のチェックポイントが有る。

10時57分 チェックポイントの検印
大勢の参加者が休んでいる。私もデジカメ持ってウロウロする。
菊水山から見える明石海峡大橋

11時5分 菊水山出発。ここから下り坂。

11時27分 天王吊橋 


橋の下は川ではなく、幹線道路だ。道路を歩いて横断することなく向こう側に渡れる。
天王吊橋を渡るとまた上りとなる。ここに見える岩は、以前はもっと土に隠れていたのでは無いだろうか?大勢の登山者が歩くことで土砂が落とされ剥き出しになったような気がする。
ちょっときつくなると行列になる。登山道の幅が広ければ追い越すことも出来るが、一人しか通れないようなところでは遅い人が前をふさいでしまう。
11時55分 鍋蓋山。休むことなく通過
こんな歩きやすい下り坂も有る
下り坂をハイペースで降りていったらお寺の山門が見えた。

12時17分 大竜寺山門

ここでホテルでもらった弁当の引換券を渡して弁当を受け取る。ついでに味噌汁を300円で買う。

受け取ったのは普通の幕の内弁当ともう一つ炊き込みご飯の弁当、そしてお茶。なんで弁当が2つも?とこの時点では不思議だったが、ゴールする時間から考えれば夕食用なのだった。

弁当のご飯が冷たかったので、熱い味噌汁にご飯を入れてネコマンマで食べる。味噌汁はガスコンロで大鍋で沸かしていたので熱々だったのだ。

12時34分 弁当を食べたらすぐに出発。山門前のドライブウエーを横切って向こう側の道に入っていく。しかし、食事後すぐに出発したことがいけなかったのか、足が進むのが遅い。山門に到着するまでは小走りに降りる感じだったのに。

山門を出てからの下り坂。ここにも綺麗な紅葉が見える。

撮影時間 12時36分 
12時47分市ヶ原 縦走参加者だけでなく一般のハイキング客も大勢弁当を食べている。

砂防ダムに多量に堆積した土砂で出来た河原の雰囲気。

ここも休むことなく通過

市ヶ原を出発してすぐにトイレ有り。しかしトイレ前は渋滞のため素通りする。

市ヶ原を出たら次のチェックポイントの摩耶山に向かって登っていく。先ほども書いたように、食事後の休憩もなしにすぐに出発したことが悪かったのか、しんどいなーと思いながら歩く。矢張り食事後は少しは休憩すべきですね。

結論を先に書けば、全行程の中で苦しいと思ったのは、食事後の摩耶山への登りだけだった。
こんな岩だらけの登山道
深く掘れ込んだ登山道。おそらく大勢の登山者ですこしずつ崩され、さらに風雨の影響で侵食された結果だろう。
苦しいと思いながらも、こんな広い階段部分では遅い人を追い越しながら進む
前方にアンテナが見えてきた。ここが摩耶山かな?
山頂らしき平坦部に出た。正面はNHKのアンテナ。

今日は縦走以外に、もう一つのお楽しみが待っている。


     続く
   



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