今日の最大の目的の大滝(おおたび)の登山道入り口に到着した。

シロアリに食われたようなボロイ木の板に「石鎚登山道」の文字が見える。この林道を走ってきてこの標識を見つけたらそこが大滝への入り口である。
そしてその数m手前には「大滝」と書かれた新しい標識が立っている。この2つの標識の中間に川に下りていく道が有る。これが大滝への入り口。
この標識を記録するために携帯で写している海道さん

写真サイズを縮小したら見にくくなってしまったが、ひろっさんの向こう側にはひろっさん以外の車が停まっている。この時点ではこの車の持ち主も滝に行っているものと思っていた。

川に下りたら川沿いの道(右岸)を上流に向かって進む。老朽化はしているが鉄製の歩行者用の立派な橋が付けられている。なんのためにこんな橋が付けられているのか謎だったが、後で理由は分かった。やがて川を渡る橋が見えて、その向こうにボロイ小屋が見えた。ひろっさんがあれも神社だと言う。しかしこの橋は渡ることなく先に進む。道中、足元にはジンジソウやアサマリンドウがいっぱい咲いているが格別珍しい花でもないので、撮影することなく素通り。やがて2つ目の橋が見えてきた。今度はこの橋を渡って左岸に出る。しかし橋を渡っても何も無い。

ひろっさんが「大滝はあそこです」と言う。しかし滝のかけらもない。一体どこに滝が有るの?どうやら岩にその姿を隠す隠れ滝のようだ。しかしひろっさんによれば滝の姿を見ることが出来るポイントが有ると言う。ただし、全景は見えないらしい。全景を見ようと思えば、滝つぼに入り、腰まで水につかって滝に接近しないといけないようだ。

滝の見えるポイントに行くためにはロープを伝って左岸の崖をよじ登る。ひろっさんは以前、大滝に行こうとしてウロウロ探しているときに偶然ロープを見つけて、そのロープを使って進んでいったら大滝の前に出たと言う。

ロープで上がったところに踏み跡が有り、あとは踏み跡にしたがって上流に向かう。すると今度はまたロープが有り川に下りるようになっている。そしていよいよ大滝とのご対面である。

滝の上部が日差しを浴びて輝いている。そして滝つぼには虹がかかっている。しかし滝はこれだけしか見えない。確かに全景を見るためには滝つぼに入って接近しないといけないようだ。

この後はいつものように同じような写真のオンパレードです。ただし撮影ポイントは出来るだけ滝の見える場所を求めてあちこち移動しています。







全景は見えないものの輝く滝と虹を写しまくったら撮影終了。最初に渡った橋まで戻って弁当にする。最初はモロに太陽の当たる場所でと思ったら暑い。それで少し日陰に入って弁当。

弁当を食べているときに目の前の川に魚が泳いでいるのが見えていたので、食べ終わったら魚を写してみる。でもこの写真には写っていない(-_-;)

写っていなくても良いのだ。この綺麗な水の色を見てくれたら。
右岸に戻って右に行くと鳥居が見えた。これが大滝神社だな。この神社の後に行けば、下の方に滝を見ることが出来ると言う。

誰も居ないと思っていたが、神社には3人のおいちゃんが座っておしゃべりしていた。私が神社の横を通ろうとすると、そっちは行き止まりだよと言った。私は滝を見に行くんですと答える。神社の後に行くと崖の枝越しに滝が見えた。



枝が邪魔だね。あの木を切ってくれないかな〜と話している海道さんとひろっさん

以上で本日の最大の目的の大滝は終了。車に戻る。ところが車に戻るために遊歩道を歩いていると次から次に人がやってくる。どうやら大滝神社で何か行事が有り、それに参加する人のようだ。先ほど立派な鉄製の橋がかけられているのが謎だと書いたが、この神社に参拝するためのものだったんだな。

林道に戻って驚いた。車があふれている。先ほどすれ違った神社の関係者の車だろう。

ここでひろっさんが、もっと上流にも滝が有るので今から行きましょうと言う。もちろん異存は無い。ひろっさんはさらに安居渓谷の奥に向かってガタガタ道を走っていく。


     続く



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