京都から参加の海道さんは高速バスで川内まで来て、私の車で御来光の滝まで案内することになっており、昨夜は川内の高速バス停で海道さんを待ちうけ、重信のビジネスホテルに送っていった。ちなみに関東方面からの5人は集合場所の駐車場で前夜祭をしてから滝に向かうことになっている。

今朝早く目が覚めてパソコンのスイッチを入れ、掲示板を見ると、岡山の滝見さんが夫婦で参加しますと書き込んでいる。これで参加者は11人になった。

5時20分頃、我が家出発。まずはホテルに海道さんを迎えに行く。ホテル前で待ち構えていた海道さんを車に乗せて、次はコンビニ。二人とも弁当の買出し。私は弁当以外にもおにぎりとアンパンを1個ずつ買った。おにぎりはスカイラインから川底に降りて休憩するときに食べる。アンパンは逆に川底からスカイラインに這い上がる前にスタミナ補給で食べる予定だ。

国道494号線を走りながら、白猪の滝、唐岬の滝を説明する。海道さんは既に日本の滝百選のほとんどを踏破しており、残すは御来光の滝など滝までの難易度が高い滝だけとのこと。ちなみに海道さんは私やネット仲間からスカイライン〜谷底の往復が非常にキツイと言われて、近所の神社の階段を上がり降りしてトレーニングをしてきたそうだ。

黒森峠を越えて人家の有る場所まで降りたら畑が白い。霜が降りている。昨夜(今朝?)は相当冷え込んだようだ。駐車場で前夜祭をした関東勢は寒かっただろうな。

7時前、集合場所の駐車場まで来たら予想通りスカイラインのゲートが開くのを待つ車が行列している。今日も反対車線を走って行列の間をすり抜けて駐車場に入る。事前に私の車種を教えてあったので「おいわさんが到着」といった雰囲気で寄って来る。それぞれ自己紹介をしたあと出発。

駐車場に到着すると既に数台の車が停まっている。その中の1台からは釣り人が2人出発して行った。スカイラインから谷底に降りる道は釣り人にとっては以前から知られていたんだろうな。それを私が公表してしまったため、このコースが有名になったことを釣り人は嫌がっているかも知れない。

7時30分 駐車場出発。すぐに最初のカーブミラーのガードレールをまたいで山道に入っていく。この登山道沿いにはシャクナゲが咲いているはずなんだが、今日は全然咲いていない。時期が悪いのか、今年は裏年なのか?シャクナゲを期待してきたので残念だ。

7時55分 川底に到着。水は流れていない。1週間前に御来光に行った人の報告では、ここを滔々と水が流れていたそうである。そのため川を渡るのに苦労して時間がかかったそうだ。今日は流れてないので川を渡るのは楽勝だろう。

私が堰堤のコンクリに座っておにぎりを食べていたら、登山スタイルの女性が近寄ってきて「おいわさんですか?今日御来光の滝に行くと書いていたので一緒に連れて行って欲しいと思って待ち構えていました」と言う。それは問題なし。そういえば我々が尾根の駐車場に到着したときに、いかにもこれから滝に行きますといった雰囲気の夫婦が居たのを目撃していたのだ。てっきりこの夫婦だけで行くのか、凄いなーと思っていたら、私を待っていたのである(-_-;)

これで参加者は13人になったと思ったら、滝見さんの奥さんが降りてこない。途中で足を痛めて今回は途中棄権するとのこと。これで最終的に参加者は12人の大所帯となってしまった。

激下りの疲れをいやす皆さん。  
海道さんに神社の階段の特訓の成果は出ましたか?と尋ねると、使う筋肉が全然違う。役に立ってないと言われた。

これから滝に向かって出発である。

写真右のほうに小さく写っている人が居るが、この人は我々とは無関係。結局後から追いついてきた。

8時5分 出発。

これは釣り人。こんな綺麗な水で釣りをするのである。水の中はマル見え。魚からも釣り人は見えているんじゃないの?

堰堤には水が流れてなかったのに、ちょっと上流にはこれだけの水が有る。この下で川底に潜りこむんだな。
最初はこんな状態の河原を歩いて登山道入り口に向かう。水深も浅いので仮に靴が川に水没したとしても靴の防水機能が有れば足が濡れるようなことは無いと思う。それでも皆さん靴を濡らしたくないので、どの岩を通っていけば濡れずにすむかと考えながら通過中。      

8時13分 右岸のブルーシートのグルグル巻きのところから登山道に入る。この「ブルーシートのグルグル巻き」の表現が非常に分かりやすいと滝見さんが褒めてくれた。滝見さんも私のページを参考にして御来光の滝に行った経験者だ。

8時30分 川に出た。すぐに対岸(左岸)に渡る 

飛び入り参加のH本さん夫婦はお互いに助け合って川を渡ろうとするが、奥さんの手助けをするご主人は奥さんの愛情の重さをしっかりと受け止めている(-_-;)
8時35分頃 七釜到着

小休止
H本さん夫婦も「雰囲気の良いところですね」と感激している
こんな所を渡っていく(私は違う岩を通ったけど)
この写真では左岸から右岸に渡る。

今日は快晴で岩の表面が乾燥しているので特に問題も無く渡れるが、いつも書くけど雨の日は濡れた岩が滑るという恐怖心があって、足を一歩出すにも勇気がいる。
右岸を歩いていると、左岸に有る犬吠の滝を見下ろすことになる。ここは帰りに立ち寄る予定。

撮影時間 8時55分頃
魚止めの滝を見下ろす。

犬吠の滝は面河川に注ぐ支流の滝だが、魚止めの滝は面河川本流の滝。

魚止めの滝を過ぎてすぐに私命名のバミューダトライアングル入り口が有る。登山道が分岐しているのだが、足元だけを見て歩いていたら右手の登山道に入ってしまう。これが間違い。正解は左のまるで崖のような(といってもせいぜい標高差1m程度)ところを上がると普通の登山道が続いている。タチの悪いことに間違いのほうにも赤テープやら青ペンキがついている。ただし、ここで間違ったとしても遭難するわけではない。間違ったルートのまま御来光の滝には行けるのである。1週間前に大水量の御来光を見たはじめさんも、どうやらバミューダトライアングル経由で行ったようだ。

5月9日追加

海道さん撮影の写真
バミューダトライアングル入り口
写真では分かりにくいと思うが、ここが分岐点。歩いてきた登山道のそのままの続きの登山道を行くと間違い。左に上がるのが正解。
先ほど書いたバミューダトライアングル入り口を入った登山道を歩いて出てきたところ。右岸から左岸に渡る。

撮影時間 9時19分頃
12人もの大人数だとどうしても待ち時間が出来る。待つ間にこんな小さな滝も写してみる。
ヤマシャクヤクの蕾はいっぱい有ったが、残念ながら咲いた花は無かった。これを期待してきた滝見さんも残念がっていた。
待ち時間に綺麗な淵の子滝を写す。しかし水の流れに露出を合わせると手前の淵はこんな暗い色になってしまう。
上の写真と同じ淵
9時40分 南沢通過

奥のほうに白く見えるのが南沢の流れ

ここから右岸の登山道に入っていく。

ようやく御来光の滝が見えてきた 

撮影時間 9時48分頃
今日はシャクナゲはだめ。ヤマシャクもダメ。そしてアケボノツツジは終わっていた(-_-;)
真ん中に見える(見えない?)大きな岩が展望岩。別名滝見テラス。

あそこにみんなを案内する。
10時10分頃 展望岩到着

堰堤を出発して2時間5分

ここまでの写真はコンデジ撮影。いよいよKISSの出番。

    続く
  




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