私の職場に面河谷を釣りをしながら御来光の滝まで行った渓流釣りの師匠がいる。その師匠が去年のある日、高瀑へ釣りに行ったけど林道歩きに疲れて滝までは行けなかったと私に話した。高瀑への林道は台風被害で車は通れなくなっているが、歩いて行けるならMTBでも行けるだろうと思って、師匠にその件を尋ねると、「MTBでも通れない」と、キッパリ言われてしまった。しかしMTBで行けるか行けないかをMTBの経験の無い人が判断は出来ない。数年前MTBで皿ヶ嶺に行ったが、竜神平で出会った人はMTBで山頂までは行けないとこれまたキッパリと言ったが、私は山頂まで行ったのである(-_-;) 高瀑林道は台風のために車が通れないことは周知の事実となっている。だからわざわざそこを行く人は滅多に居ないだろう。そうなると万が一のことを考えたら、一人でチャレンジするのはチト心配。誰か一緒に行ってくれそうな人を探さなきゃー。ここに行くためには 1、山歩きが好き 2、滝めぐりが好き 3、MTBで走るのも好き と3条件の揃った人じゃないと駄目なのだ。ところがうまい具合に去年御来光の滝に一緒に行ったKUMAさんが、この3条件を満足しているのである。 KUMAさんに高瀑に一緒に行きませんか?と誘うと、是非行きたいと言う。これで参加メンバーは決定。決行日をゴールデンウイーク中の4月30日に決定。 川内のコンビニで7時に待ち合わせということで、6時に目を覚ませば十分なのに5時ごろ目がさめてしまった。寝ぼけ眼で目が覚めた妻が呆れている。ちょっとパソコンの前に座り、掲示板に今日の行き先を告げずに思わせぶりに書き込む。 6時40分ごろ?我が家出発。もちろんMTBを積み込んで。待ち合わせ場所のコンビニに入り弁当とおやつを買う。買い物も終わり駐車場でボーっとしていたらKUMAさん到着。KUMAさんもここで弁当の調達だ。 7時ごろコンビニ出発。11号線を西条まで走り、石鎚登山口?の道路標識で右折し、山道に入る。しばらく走ると道幅が狭くなり鳥居がある。これを抜けると別の道路に合流し、右折してロープウエー方面を目指す。河口まで来たら右折して諏訪神社を目指す。
8時10分ごろ出発。私がKUMAさんの先導役で走る。道路沿いにはムラサキケマン、コンロンソウ、シャガなどが咲いている。 私よりもかなり若いKUMAさんなので、すぐ後ろをついてくるかと思ったら、結構遅れてくる。体力無いなー(-_-;)と思っていたら、KUMAさんの言うには、MTBのタイヤの問題らしい。私のMTBはゴツゴツのブロックパターンだが、KUMAさんは街乗り用にタイヤを替えていたらしい。要は山道用のタイヤじゃないので遅れ気味。
台風被害で車が通れないと言われているが、私にMTBでも行けないと言った釣りの師匠は「道が無い」と言ったのである。しかし上の写真は道がある。つまり、ここは師匠の言う「道が無い」現場ではない。この先にもっとひどい状況が待っているのだろう。
林道は比較的きれいな区間も有るが、石ころだらけ、あるいは樹木の枝が散乱しているところなど、走るよりも押す時間の方が長いような気がする。やがて前方に年配の男性二人が歩いているのが見える。このうちの一人が「兄ちゃん、スゴイね」とか言ったが、MTB=若者の先入観で言ったんだろうが、私は多分、あなたとそんなに年齢は変わらないと思うけど(-_-;) この2人組の先頭を歩いていた人が「帰りはここを通ればいい」と植林帯の中の細い道を教えてくれた。そして実際に帰りにその道を通ったら、ここまでに通過した崩落現場その1、その2、その3は帰りは通らなくて済んだのだ。多分地元の人だと思うけど、貴重な情報有難う御座いました。この人に出会わなかったら帰りもMTBを担いで危険なところを歩くことになっていたんですから。
上の写真にはKUMAさん以外に5人写っている。KUMAさん以外は徒歩で高瀑林道を歩いてきた人だ。しかも年齢層は結構高い。 台風で林道が走れなくなって以来、高瀑の情報がインターネット上からピタッと途絶えてしまった。誰も高瀑に行かないからだと思っていたが、今日ここに来ている5人はインターネットとは無縁の人のように思える。そのような人が高瀑に来ているのだ。
12時10分ごろ 出発。高瀑に向かう。MTBが盗まれないか心配だなー(-_-;) 続く |
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