今日の行き先は柳谷村の八釜の甌穴。何故唐突にここなのか?実はつい先日、さくら山行会の長老から、ここの紅葉も綺麗であまり来る人も無く穴場だよ。是非行ってみてと言われたのだ。人に言われたらすぐに行くのが私の習性なのである。

八釜の甌穴は過去に2回くらいは行ったことが有るはずなのだが、かなり昔の話でもうほとんど記憶が無い。私の記憶に出てくる八釜の甌穴のイメージ画像には白いノイズがかかり消え去る寸前であるが、ここを紹介しているホームページの写真を見て、おー、ここだ、間違いないと自分の記憶の正当性を確認するのだ。

9時過ぎに我が家を出発。まずはガソリンスタンドに立ち寄って燃料補給。あとは国道33号線に入り三坂峠を越えて柳谷村を目指す。途中美川の道の駅でトイレ休憩。今朝は自宅でインスタントコーヒーしか飲んでなかったので何かおやつでも買おうと道の駅に入る。ポテトチップスが目に留まったのでそれを買ったのだが、賞味期限は大丈夫なんだろうか?と思いつつ、しかし数字を確認することも無くお金を払う。賞味期限なんか気にしても仕方が無いのだ。正味の話(-_-;)

以前は柳谷村から四国カルスト方面に行く道は、狭くてクネクネ道に入っていったのだが、いつの間にか立派なループ橋と、それにつながる長いトンネルが出来ていて快適に走れる。

10時55分 川内のガソリンスタンドから64.8km

道路の左側(谷側)に車が数台停められる駐車場が有り、そこにこの看板が立っている。
私が準備をしていると、すぐに車がやって来て上の看板を眺めてから夫婦が降りてきた。ここへは初めてのような雰囲気。ここから八釜までは約20分と書かれている。

遊歩道を降りていくと川に到着。しかし、まだ川沿いにしばらく歩かないといけない。
紅葉の色が綺麗なところが有れば1枚
鮮やかな色のモミジが1本有って良かった。
遊歩道終点の橋の上から川を見ていると、先ほど駐車場で出会ったのとは別の夫婦がやって来た。先に出会った夫婦の姿が見えないので、山道を嫌がって帰ったんだろうかと思っていたら、やがてやって来た。つまり、この時点で私以外に夫婦二組が八釜見物。

八釜の甌穴について書かれた看板
まずは橋の上から素直に1枚
遊歩道には夫婦二組が歩いている    

岩に大きな穴(釜)が見える
モミジの葉っぱが1枚、蜘蛛の巣にからまって空中に浮かんでいるように見えるのが面白いと思い、背景の滝と一緒に写そうと三脚を縮めていたら、風が吹いてもみじの葉っぱが飛んでいってしまった。三脚からデジカメを外して、さっさと写せばよかった。
橋の上からではなく、ちょっと場所を変えて撮影。さてどこからでしょう?
正解は橋の下でした
カメラを横にして写す。シロートが出来ることと言ったら、カメラを縦にするか横にするかだけなのだ(-_-;)

もっと水の流れを間近に見たいと思い、遊歩道から岩の上に降りてみたが、これが結構険しい。岩の表面が滑らかで引っ掛かりとなるような突起が無いのだ。うっかりするとツルッと滑りそうだ。滑ったら冷たい11月の水の中。

この写真の撮影ポイントは岩の上からだが、先に書いたとおりヒヤヒヤものの状態で撮影。良い子は真似をしてはいけません(-_-;)

あちこちのお釜を経由しながら水が流れているんでしょうね。
水の模様がきれいだ
同じ場所をスローシャッターで
もう少しアップで
あの向こうの滝の正面に行きたいのだが、この狭い岩場を通らないといけない。バランスを崩して左に落ちれば水深が20cm程度の水たまり。右に落ちれば奈落の底。

結局ここを渡るのはあきらめる。
この滝に近づけそうな別ルートの岩の上を少し降りてみたが、矢張り、ウーンと唸ってしまう。決して降りるのが不可能なところではない。しかし先ほども書いたように岩の表面が結構滑らかで、手の指や靴底が引っかかるような出っ張りが無い。
結局このルートも降りるのをあきらめる。ただし、この場所からの写真も結構珍しいはずと思うのだが・・・
水が写って無いけどお釜の雰囲気を
久しぶりの八釜を見たら帰りましょう

風が吹いて吹雪のようになった。サイズが小さいと分かりにくいので大きなサイズで。

今日は久しぶりに八釜の甌穴に行って、ノイズ交じりの記憶画像をすっきりさせることが出来て良かった。


     続く






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