10時40分頃 御来光の滝出発。まずは滝の上に上がる難関のロープを目指す。しかしロープまで来たが、先日の台風の影響か途中で引っかかっている。まず私が先に上がるが、ロープの上に載っていた岩が落ちてきてヒヤッとする。 11時3分 愛大小屋に上がるコースとの分岐点。ここから下がって川に向かう。川に出たらあとはひたすら川の中の岩がゴロゴロしている上を乗り越えて上流に向かう。
11時32分 このミニ滝の上に立つ。
カシミールで見える航空写真のザレ場を上がっていくのだが、次第に足元が悪くなり、自分の足がズルズルと滑りそうだ。 (注)先ほどまでガレ場という言葉を使っていたのに、ここではザレ場を使った。実は山のホームページを見ていると、ガレ場とかザレ場の表現が出てくるが、何が違うのか知らなかった。このページを作るためにgoogleで検索したら、ガレ場は山の斜面に岩や石が有る崩壊地。ザレ場は小石や土砂が有る崩壊地となっていた。確かにこの定義のガレ場、ザレ場を上がってきた。 そしてそのザレ場で少し身の危険を感じ始める。丁度左手はシコクシラベ?の林で、その足元は笹になっていたので、強引にその笹の中に入っていく。その前にデジカメはリュックに入れて軍手をはめる。軍手の威力は強力だ。グイグイと笹を掴んで進んでいく。しかし、ただの笹原だと思っていたが、足元は結構アブナイ。倒木や岩が隠れている。しっかりと笹を掴んでなかったら転落しそうな所もある。 ひろっさんが、あそこに登山者が見えると言う。私もその方角を見ると数十m先に確かに歩いていく人が見えた。ようやく面河からの登山道に合流できそうだ。
13時丁度。面河からの登山道に合流。合流できたから書くんじゃないけど、13時に登山道に出るのは実は予定通りなのだ。ただし、もっと簡単に出るはずの予定だった。 登山道に座り込んでお茶を飲む。無事に登山道に出られて良かった。
先ほどまでの行程に比べたら高速道路のような登山道を歩いて石鎚に向かう。この時ひろっさんが、あのとき左に進まなかったら登山道に合流できなかったと言う。確かにそうだ。登山道は稜線を越えて反対側に移るのだが、あそこで左に進まずにそのままザレ場を無理矢理上がっていたら、稜線の手前をどんどん上がることになり、登山道に合流するのは不可能だったのだ。本当にギリギリの場面で運良く登山道に合流できたことになる。 やがていつもの登山道に合流し、連休で人出の多いなかを山頂に向かう。
山頂小屋に入り、御来光の滝から石鎚に上がるという偉業を記念してビールで乾杯しようと思ったが、帰りに酔っ払って桟道から転落したらいけないので、あめ湯で乾杯。 13時35分 出発。帰りは花でも写しながらのんびり帰りましょうと言ったのだが、天気が悪く花も綺麗に写せそうに無い。言葉とは裏腹にかなりのペースで歩いていく。
15時5分頃 土小屋トイレ 滝めぐりに戻る TOPに戻る 9月25日追加 同じコースを行きたいと思っている方のために参考まで 1、毎回書くけど、同行者が大切です。初心者では厳しいコースです。 2、天気が良かったからこそ達成できたコースです。 @歩いたところはほとんどが水の通り道です。雨が降ったら非常に危険。 Aガスが出てきたら自分の位置が全く分からないでしょう。 3、このコースの参考情報は無いかとホームページで検索したけど、無かった。 御来光の滝からその上のミニ滝までは比較的簡単に行けます。 まず御来光の滝に行くコースを覚えて、その上のミニ滝までのリハーサルを することをお勧めします。 4、カシミールを使える方はPC上でシミュレーションをしてください。 衛星画像やgoogleの石鎚周囲の詳細な写真と標高を一致させた画像を見ることが出来ます。 航空写真ではガレ場、ザレ場が写っています。登山道の位置関係も分かります。 5、ホームページ中にも書いたけど、面河登山道に確実に合流するためには 我々の歩いた右の谷ではなく、左の谷に行ったほうが良いと思います。 でもこのコースの紹介ページは有りません。 |
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