今日は1ヶ月ぶりに滝の仲間との滝めぐりである。 先月の黒滝では倒木を乗り越えようとして見事に転んでしまい肋骨を2本折ってしまった。そのために1ヶ月ほど山歩きを自粛していたが そろそろ大丈夫だろうと思い滝行きの誘いに乗ったのだ。

朝、布団の中で町内放送で目が覚めた。<ヤバイ、寝過ごしたか>と思い バタバタと階段を駆け下りて時計をチェックする。6時半だった。良かった。急いで魔法瓶に入れるお湯を沸かしパンを冷たい牛乳で流し込む。

6時50分頃我が家を出て国道11号線に向かうと既にタックさんの車が待っていた。そのまま車に乗りサラヤに向かう。ここでパックに入った3個詰めの
おにぎりとラップに巻いているおにぎりを一個買った。これは朝食用だ。私は1個で買う場合はローソンのおにぎりよりもサラヤの方が良いのだ。サラヤのはラップで包んでいるので食べ終わった後のゴミも体積が小さい。しかしローソンのは何とかのフィルムなので体積は減少しない。それに何よりも1で外して2で取り出して3で包んでと言うやり方が嫌いなのだ。あれをすると必ず海苔を破ってしまい家族に笑われるのだ。

なべちゃんらのメンバーは7時半に桜三里の広場で待ち合わせの予定なので我々も合流するかどうするか聞いたらそのまま行きましょうということになり そのまま保井野の待ち合わせ場所に向かった。

桜三里がほとんど終わろうかというところで右折し鞍瀬渓谷に入っていく。走っていると道の横に時々小滝が見える。運転しているタックさんも含めて我々3人とも進行方向を見ていない。滝を捜したり川を見たり紅葉をチェックしたりと 前を見るヒマがないのだ。

7時40頃?待ち合わせ場所に到着した。ここで靴を履き替えなべちゃんらの到着を待つ。時々顔に雨が落ちてくる。8時頃白いRAV4が到着した。今日初対面のケイさんの車だ。車から男二人、女性二人が降りてきた。この女性も初対面だ。さっちゃんとてるてる坊主さんだ。

8時8分出発だ。歩き始めは杉林の中を歩く。登山道も歩きやすい。
8時22分川に出会う。いきなりこの川を横断しなければならない。
私は普通の登山靴なので水が入ってくるが仕方がない。水の中を歩いて向こう岸に渡った。靴の中は水が入りグチョグチョである。

川は全部で5回渡った。
水量が少ない時であれば岩の上を渡れば足を濡らすことも少なかっただろう。

9時10分頃5回目の川を渡って小休止だ。 空を見れば青空も見えて来た。さすが今日の参加メンバーにてるてる坊主さんが参加しただけのことはある。強力な助っ人である。ここからは川から離れていき杉林の中を歩く。時々アルミ製のはしごが設置されておりこのハシゴを渡っていく。
10時15分頃杉林の中に峠があり下り坂になる。

10時30分頃2つ目の峠に到着
後ろを振り返ると100m以上はあろうかと思われる岩壁がそびえていた。

この峠から下って少し歩くと水のない岩だらけの沢に出た。夫婦滝の表示と貝の口滝の表示がある。今日は貝の口滝にも行くはずだがまずは夫婦滝に向かう。

これは夫婦滝直前にある無名滝
きれいな紅葉だ
11時頃夫婦滝の見えるポイント。
この大きな岩を乗り越えていく。
それにしても去年来たときとは様子が一変している。このあたりは岩の河原になってしまっていた。

正面が雄滝。雌滝はこの位置からは見えない。
これは雌滝

ゴツゴツした岩の上を滑り落ちている。
雌滝の上アップ
こちらは雄滝

まっすぐに豪快に落ちている
上下2回に分けないと全景が入らないのだ。
一眼レフの広角レンズならもちろん全景OKである。
雄滝の滝壺

雌滝には滝壺はない

私はこれで滝の撮影はオシマイ。お昼ご飯にしよう。サラヤで買ったおにぎりと家から持ってきたインスタントみそ汁。ワンパターンである。おにぎりにはたくあん二切れ、ちょっと緑が無いなーと思っていたらなべちゃんがインゲンとソーセージを炒めはじめた。マメな人である。しかしこれで緑黄色野菜ゲットだ。

我々が弁当も終わってたっぷりと休憩し終わった頃タックさんとkuroちゃんの撮影も終わりかけたようだ。

この二人の写真が楽しみである。
滝の水とそのまわりの岩の上に紅葉の葉が落ちて彩りがきれいだ

頭の上を見上げれば青空だがここは深い谷間である。陽が射さないのでじっとしていると寒い。おまけにびしょぬれの足先も冷たくなって来る。それで動き回る。 今日は夫婦滝に来る人が多いようだ。我々の後から7人のグループ。それに我々の前に単独行のおじさん。このオジサンは朝我々が車を停めた直後にやってきて先に出発し我々が滝間近に来た頃には帰っていた。


もう一度雄滝
右が雄滝
左が雌滝
もう少しアップで
12時35分 夫婦滝出発

夫婦滝の次には貝の口滝に向かう。
大きな岩がゴロゴロしているところを下りていく。
この大きな岩の上に赤いペンキで矢印が書かれているので道に迷うことはない。
しかし岩には矢印だけではなく<アブナイ>とか<スベル>の文字もある。

下りのハシゴがありなべちゃんがちょっとスリリングだよと言っている。確かに高所恐怖症かつ不安定な場所恐怖症の人はこのハシゴは下りることは出来ないだろう。

はしごを下りてすぐのところに大きな立派な滝が見えた。何も標識はないがこれが貝の口滝だろう。貝の口滝到着は13時15分。滝は上下2段になっている。上の滝は直瀑で水が勢いよく落ちており下の滝は滑らかな岩の上を斜めに滑り落ちている。

貝の口滝は左右の岩峰の間を落ちている。
それにしてもこの岩峰の鋭さはどうだ。100mの高さで直立している。

昔見たキングコングの映画でニューヨークに連れてこられたキングコングが古里を思い出し古里にあった二つの岩峰に似た高層ビルに登ったシーンが有るがあの感じだ。

私はここをキングコングの谷と命名する。
貝の口滝
下側アップ
ちょっと場所を変えてみた

貝の口滝の上側も写したのだが何故かブレまくっていた。本人に自覚症状はなかったが筋肉がわずかに痙攣していたのだろうか?もう一度撮影に来なくては。タックさん、kuroちゃんも貝の口滝の予想外の素晴らしさに満足している。一通り写し終わったら帰ろう。

これがスリリングなハシゴ。一応風雨で倒れないように固定はされているがそれでも不安定だった。

再び大きな岩の間を登っていく。元の登山道に合流し登山口に向かう。

14時45分 川に到着。小休止。
15時出発。ここから先は再び川沿いに歩きまた5回も川を渡らなければならない。しかし車に戻れば着替えがあるので濡れるのは平気である。
ジャボジャボと川の中を歩いて対岸に渡る。
15時30分。最後の川を渡った。ここからは杉林の中の普通の登山道である。
15時40分。登山口に到着。車の陰で濡れたズボンを履き替える。
乾いた衣服は暖かいと言う真実を発見した。

このあと車で桜三里まで走り喫茶店で休憩した後解散。
お疲れさまでした。


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