今日は3連休最後の日だ。今日の予定は滝の仲間と黒滝に行く。 黒滝がどこにあるのか知らないが自分の運転で行くわけではないので みんなの後を付いていけばいいというお気楽予定である。 ここからちょっと走ると清滝がある。この滝を見るためには最近開通した清滝トンネルを通らず狭い旧道を走らなければならない。
10分か15分くらいの間は踏み跡もしっかり付いており、その踏み跡を見ながら歩く。しかし途中で道を見失ってしまった。しかし川沿いに行けば道が有るだろうとの判断で川に向かうが行き止まり。そしてバックして山側を歩いて行くが川に近づきそうにない。このままでは目的の谷の手前の谷で行き止まりになってしまうというなべちゃんの意見で再び川に向かう。うろうろしていると上の方にロープが見えた。あそこに道があるに違いないと上がってみるとこわれる寸前のような木橋が有った。 先ほどのロープはその橋を渡るときに気休めのために掴む為に張られたロープのようだ。この後も再び道を見失ってしまった。どんなことをしてでも川沿いを行けと言うことか? なべちゃんがザックを置いて<ちょっと偵察に行ってくる>と言って一人で道を探しに行った。しばらくすると<OK>の声があり私は なべちゃんのザックを右肩にかついで歩き出した。すぐに行く手をさえぎるように丸太が倒れている。私は丸太を乗り越えるために左足を乗せて体重を乗せた瞬間足を滑らせ丸太を抱え込むように倒れてしまった。倒れた瞬間オゥッと痛みが走る。 大事なところを打ってしまった。しかしシドニーオリンピックの棒高跳びの選手よりはマシである。私はテレビであのシーンを見る度に思わず前を押さえてしまう。なかちゃんが<大丈夫か>と駆け寄ってくる。私は<大丈夫ですよ>と答えたがここでリタイアしたのでは男のコカンに関わるのである。歩いていると次第に痛みは無くなってきた。 沢沿いを歩いていると小瀑がいくつも見える。
10時50分頃 黒滝が見えるポイントに到着した。なかなかの迫力だ。 黒滝とその下に連続するいくつかの滝を会わせたら落差はかるく100mを越えるだろう。 目的の黒滝がやっと見えたので元気が出てきた。もっと近づいて見よう。
13時頃いよいよ下山開始。来たときに通ってきた道ではなくその対岸を下りていくのだ。そうすればなべちゃんの車を置いた場所に下りていけるらしい。しかし対岸は来たときと違って踏み跡が全くないし傾斜もきつくなかなか前にも下にも進めない。そしてなべちゃんの意見でこのルートをあきらめて元のルートに戻ることにした。元に戻ると言っても再び黒滝まで戻るわけではない。再び対岸に渡れそうなポイントがないか捜しながら下りるのである。私となかちゃんは通れそうなルートを捜しながら進んでいく。
全員が揃ったところで対岸に渡り来た道を捜しながら下りていると踏み跡を発見した。やはり道は歩きやすい。なべちゃんが高速道路に出たみたいだと言って笑わせてくれるが笑うと脇腹が痛い。あの丸太で転倒したときに最初に痛みを感じたのはアソコだったがその痛みは数分で消えたのに その後脇腹というかあばら骨の下の方が痛み出したのだ。 笑ったり、枝を掴んでヨイショと力を入れたりすると痛む。 14時35分頃 例の丸太に戻ってきた。今度は慎重に通過する。ここでまたこけたら笑い物である。その後小休止。ココまで来たらあと1時間くらいかなーと話す。 その後ロープを掴んで渡る木橋や見覚えのある道も通ったが今度は見覚えのない道がある。何故来るときにこの道に気付かなかったんだろうと話しながら下っていて謎が解けた。犯人は黒いビニールパイプだ。 最初登山道に沿ってこのビニールパイプがあったのだ。そして道を見失ったときにビニールパイプを目印に進んでしまったのだ。しかしこの見覚えのない道の横にはビニールパイプはない。これは紛らわしい。
車まで戻ってズボンを履き替える。普段は着替えなんか持ってこないのに今日は何故か着替えが必要になりそうな予感がしていたのだった。 15時25分頃 出発しなべちゃんの車を置いてある床鍋に向かう。 床鍋でなべちゃんの持ってきていたブドウを食べながら今日の黒滝の話や、次に行きたい滝の話をする。行きたいところはいくらでもあるのだ。ところでここ床鍋は権現岳への登山口になっているらしくて看板も見えた。 15時45分頃 タックさんの車に乗り込み出発。来た道を帰るのかと思っていたら反対方向に走りだした。どこに行くのかと聞くと伊予三島とのこと。富郷ダムや金砂湖を見ながら走り峠の頂上の法皇トンネル手前で停車した。
川之江三島インターから高速に入り川内に向かう。 6時前、我が家まで送ってくれた。お疲れさまでした。また行こうね。 滝めぐりに戻る TOPに戻る |
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