梅雨入り宣言が出た後、2週間くらい前まで四国には全然雨が降らずに各地で水不足が心配されていたが、その後一転してもの凄い雨が降っている。今日も朝から降っているが、少し上がりそうな雰囲気。久しぶりに白猪の滝に行ってみよう。デジカメを準備していると、妻が長男と娘を一緒に連れて行けと押し付ける。誰も居なくなった家で一人のんびりするためなのだ。

我が家を出発してすぐに表川の堤防を少し走るが、川は濁流が流れている。こんなの見るのは初めてのような気がする。

白猪の滝の駐車場に到着。誰も居ない。何故?(-_-;)

雨はほんのパラパラとしか降ってないので、私は傘もささずに三脚だけ持って歩き始める。しかし、せっかく担いでいった三脚は何の役にも立たないのだった。

砂防ダムの堰堤

コイのレリーフも消えている。コイも水量が増えて上流に上がって行ったか?

水は茶色に濁っている。
遊歩道沿いにある流れ
私のお気に入りの流れ

いつもとは様相が一変している
正岡子規の句碑まで来たが、その向こうがもの凄い水しぶき。これは凄いとしか言いようが無い。

今日の定点観測写真 今年の定点観測写真

いつもの撮影場所は橋の上からなのだが、まともに水しぶきが飛んでくるし、橋のすぐ下まで水位が上がっているので恐怖を感じて定点観測写真は止めようと思ったが、矢張り思い直していつもの場所とは違うところから定点観測写真を写す。

この後、1枚写すたびにデジカメとレンズをハンカチで拭きながらの撮影となる。

とにかくデジカメを滝に向けた時点でレンズに水滴がびっしりと付くのだ。

東屋の屋根の下から滝の下を狙う。何が写っているかワカランでしょう?
それだけ水しぶきが凄いんです。
これも屋根の下から。

滝からの水しぶきは横殴りなので、屋根の下に居ることはあまり意味が無いんだが・・・それでも上の滝からの水しぶきに対しては役に立っていたみたい。屋根の外と内とでは、上から落ちてくる水しぶきの量が違っているのを実感する。
私が東屋の中から滝を写していても子供達が来ない。どうしたんだろうと思って下を覗いたら、ここで止まったまま。滝の迫力に圧倒され、水しぶきに圧倒されて前に進めないのか?
ようやく意を決して動き出したみたいだ。

ここに写っている白いのは、雨ではなく滝からの水しぶきですよ。

長男が、もう帰ろうと強い口調で言う。こんなア○オヤジに付いてくるんじゃなかったと思っているに違いない。しかし、そんなことには我関せずのア○オヤジなので「あと5分だけ、お願い、チュッ」と言っていつもの斜面に行ってみる。もう全身びしょ濡れの様子になってきた。

右の斜面に上がっても当然水しぶきは飛んでくる。じっくりとデジカメを構えて、さてどの角度から写そうかなどとのんきなことを言っている場合ではない。とにかく滝に背を向けてデジカメのレンズに水滴が付いてないことを確認したら、さっと滝にデジカメを向けて、パッと写す。その時点で既にレンズには水滴がびっしょり。これを1回写すたびに繰り返す。
駐車場を出るときに三脚を担いできても何の意味も無かったと書いた理由が分かったいただけたでしょうか?


白猪の滝で落下する水の形があんなになるのは非常に珍しいんじゃないの?
落下地点も写してみる。

水量が少ないときはここを写しても面白くない写りなんだが、さすがに今日は迫力が有る。



迫力有る姿が写せて満足しながら、いつもの遊歩道一周コースで帰る。この水量を見て欲しい。遊歩道の橋は冠水寸前。もしかしたらまた流されるかも?
遊歩道一周コースからの白猪の滝
側溝の方向が変わるポイントで水が飛び出している。こんなのも初めて見た。

ところで娘は駐車場を出るときからカッパを着ていました。理由は単に雨よけだったんですが、滝のあのもの凄い水しぶきにも有効でした。
さっきの滝での景色が嘘みたいな穏やかな光景ですね。

降り続いた雨の直後に行って迫力有る白猪の滝を見ることが出来て良かった。でもデジカメは大丈夫かな?水しぶきを浴びたのは私だけではなくて、デジカメも当然浴びているんだが。


   白猪の滝ガイドに戻る   川内ガイドに戻る




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送