先週、白猪の滝にユキワリイチゲの下見に行き、あちこちにツボミが有ることを確認してきた。今日は咲いているだろうと思い、白猪の滝へ。ついでに今年初めての唐岬の滝にも行ってみよう。

10時頃我が家出発、国道494号線に入り唐岬の滝を目指す。法師山や石墨の別れ付近の北側の山腹にはまだ雪が残っているのか白く光って見える。白猪の滝の駐車場をチェックすると車が一台。細い国道をどんどん上がっていくと、車が2、3台停車し、交通整理のおじいさんがいる。そのおじいさんの指示通り先行車の後ろに車を停めると、じいさんがやってきて「50分待ちなんです」とすまなさそうに言う。えー、今から50分待ちなのと聞くと、そうではなくて1時間のうち10分だけ通して、残り50分は通せんぼということらしい。時間を聞くとそれでも25分くらい待たなければいけないようだ。今日は唐岬の滝はあっさりあきらめて車をUターンさせる。

白猪の滝の駐車場に車を停め、スパッツを付け、三脚を持って白猪の滝に向かう。今日はユキワリイチゲに会えるかな?

いつもの定点観測写真撮影ポイントに来たが、モロ逆光。今日は定点観測写真はあとまわし。遊歩道を見ると登山の服装をした女性の団体が4人遊歩道にしゃがんでいる。きっとユキワリイチゲを写しているに違いない。私もその方に向かう。

女性がかたまっていたあたりに咲いていたユキワリイチゲ。
ちょっとイメージ違うんだけど。でも周囲を見渡してもつぼみはいっぱい有るが、咲いている花はこれしかない。仕方なくこれでも写そう。もう少し待っていれば他の花も開くだろう。
ユキワリイチゲの咲いている遊歩道から写した白猪の滝
遊歩道の目の前を写してみた。オリジナルサイズの写真をよく見ると、この写真にはユキワリイチゲの開きかけの花やツボミが8個写っている。
まだ花も咲いていないので、日が射して花が開くまで滝でも写そうと定点観測ポイントに戻る。

定点観測写真

         今年の定点観測写真


モロに逆光の中、私の頭のカバー、つまり帽子を脱いでデジカメのレンズの上を覆い、逆光を防ぐ。


定点観測写真ファンのみなさん。みなさんの期待を裏切ってはいけないと、ここまでして写しているんですよ(-_-;)
目の前の流れが太陽の光で輝いているので、ちょっとそれを横から写してみようと、夏目漱石や正岡子規の句碑の横から川に降りる。

春の光と題してみました
荷造り用のナイロンテープが何本も流れているようにも見える  

真正面から写そうとしたが、何度も書くけどモロに逆光。右側の崖に這い上がって白猪の滝を写す。

いくら5thデジカメが広角レンズを持っていても、この位置から滝の全景は写せない。まず下3/4。
上3/4。

この写真を見て見て分かるように、この時期は滝の上だけに太陽が当たり、白猪の滝の流れには太陽は当たらない。

もうあと何週間かたてば、滝の流れにも太陽が当たるようになる。
白猪の滝は北に向いているので、太陽が北に移動する季節しか水の流れに日は射さないのだ。
私のお気に入りの流れをホワイトバランス電燈モードで写す。

ホワイトバランスを電燈モードにして写すと滝の色が青くなることを最近知った。
これは上の写真の一部を切り取ったもの
ホワイトバランス電燈モード最後の写真

滝つぼのように見えるかも知れないけど、白猪の滝に滝つぼは無い。これはただの水たまり。水量が少なくなれば消滅するはず。
ホワイトバランスを普通に戻して。
さて、もっと違う角度から写してみようと今まで行ったことのない場所に上がってみる。しかし、折角あがったのに目の前に木の枝が邪魔をする。残念だが一枚も写さずに元来たルートで降りようとするが、山の道なき道を歩く人は分かっていると思うが、「上がれる」=「降りられる」ではないのだ。上がるときはさして苦労しなかったのに同じルートを降りようとするといろいろ苦労する。しかも邪魔な三脚を持っているので、余計に苦労する。

滝の上の光っている部分を   
滝の真下から水しぶきを浴びながら    


     次はユキワリイチゲ



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