今週の中頃は愛媛県下全域でかなり冷え込んで雪も降り、
今朝もまだ我が家の前には
少し雪が残っている。
先週も白猪の滝に行って少し凍結したところを見てきたばかりだが今日も行ってみよう。
裏庭の倉庫に行きスキーのストックとアイゼンを用意する。しかも登山用のアイゼンと
丁度1年前に石鎚成就で買った
簡易アイゼンの二つを持っていく。
この簡易アイゼンはまだ一度も使ってないので今日が初めてということになる。

朝9時過ぎ出発。妻には12時頃帰る。もし帰らなかったら白猪の滝か滑川渓谷を
捜索してくれと言い残して出た。

国道494号線を白猪の滝に向かって走っていくと日陰になるところでは
道路が少し
凍結していた。速度を落とし安全運転。
15分ほどで白猪の滝の駐車場に到着。他にも車が数台。

イノシシのレリーフの入った砂防堰堤を真横に見るあたりから道路は凍結している。
もう少し歩いて唐岬の滝に向かう林道との合流点で簡易アイゼンを付けた。
付けているときにカメラを担いだ人が滝の方から下りてきたので綺麗に凍ってますかと
聞くと<それほどでもない>との返事だ。先週とあまり条件は変わってないのだろうか?

しかし簡易的とは言えアイゼンの効果は絶大である。全然滑る心配がない。
ただし先ほどの人もアイゼンは付けてなかったので用心して歩けばアイゼンは
必要ない。しかし持っている人は是非ともアイゼンを持ってきた方が良い。

これが先週も紹介した遊歩道の
終点にある仮設の滝見台
滝見台から

滝の凍り付いた部分の広い範囲が
何故か茶色に汚れていた。
泥水が流れ込んでそのまま
凍結したのか?
仮設滝見台の目の前にある
凍結した流れ(滝とは呼べない)
さてこれから白猪の滝の下まで行かなくては。
先週と同じ所をよじ登る。しかしよじ登ったところにある
遊歩道は誰も通ってないので雪が深い。

一見何でもない写真だが一眼レフで自分の写真を
こんな風には撮影できない。デジカメだとカメラを
上下反転して撮影しても画像処理でまた反転
すればいいのだ。

遊歩道の一部は吹き溜まりなのかそれとも斜面の上から落ちてきた雪が
積もったのかすねの上まで雪があった。おかげでGパンは雪まみれに
なってしまった。ほんの2〜3m程度だったが雪を手でかき分けながら前に進む。

白猪の滝の正面にやってきた

全面凍結と言う雰囲気ではないし、まだまだ水の勢いもあり
水しぶきが体にかかって冷たい。
天気が良いので滝の手前に広がる雪面がキラキラときれいに光っている。
ところがその光りを見ているとあることに気が付いた。雪面上に小さな
氷が整列し全部が白猪の滝を向いているのだ。何故こんな現象に
なるのか考えてみた。白猪の滝からの水しぶきが雪面に散りそれが凍ることを
繰り返して段々成長し丁度ツララの逆成長版になっているに違いない。
まるで鍾乳石と石筍のように。これは面白いと思って2〜3枚撮影したが
真っ白い雪面に成長した小さなツララなのでまともに写ってなかった。

この写真は岩に成長していた逆ツララ。
ツララの方向を見れば推測できるだろうが
左側に白猪の滝がある。そちらから
水しぶきが飛んできてこの上にさらに
凍り付くことになるのだろう。

この写真は決して縦位置と横位置を
間違えたわけではない。
横に成長しているのだ

さてと撮影も終わったらさっさと次の目的地の滑川に向かわなくては。
来るときによじ登ったところまで来るとカメラを構えた人が私を見ている。
慎重に下りて行くが一回滑った。簡易アイゼンは土踏まずに付けているので
爪先が滑るのだ。それでも滑り落ちるほどではなく何とか無事下りてきた。

滝見台から私がよじ登った方向を
見たところ。私は目の前にある雪の
積もった枝をくぐって、崩れ落ちた
遊歩道の手すりに掴まって上がった。

画面左上が遊歩道。手すりが
崩れているのが分かるだろう。

駐車場に向かう途中何人もの人とすれ違ったが、ほとんどの人が
三脚、カメラを持っていた。やはりこのシーズンになると白猪の滝に
必ず撮影に来る習慣になっている人々だろうか?

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@niftyからのホームページ引っ越し作業中に偶然バックアップファイルを発見し
昔の貴重な災害記録としてアップします(2016年4月11日)


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