3時頃松山での買い物から帰って車から家族を降ろし、
私はデジカメを取りに
家に入ってそのまま白猪の滝に向かった。
今年は紅葉が駄目だとは思うがもしかしたらとの期待で行ってみる。

無料駐車場に車を停めて歩き出す。もう時間が遅いせいか車は数台しか居ない。
この夏の大雨で遊歩道が崩れていることは既にホームページで紹介したが
そこは観光客が歩ける程度には復旧していた。
しかし滝の手前の橋が無くなっているのはそのままである。
私の目の前で老夫婦は仲良く手をつないで渡っている。
しかしその先が進めないようで立ち往生している。
私は何事もないように斜面をはいつくばって上がっていく。

まずは定番の一枚

落葉した後なので
一番上の滝もよく見える。
写真の右に写っている
東屋まで行くと上の滝は
見えなくなる。
この東屋の手前の遊歩道も崩れた
ままである。

この角度で撮れるところに上がること
自体、普通の人は、やらない。

上の写真を撮影した後、白猪の滝の右側の斜面を見ると
比較的簡単に上がって行けるように見えたのでちょっとここを上がって
白猪の滝の上側の滝を見に行ってみようと思った。

この角度で見下ろす程度までは
簡単に上がってこられた。

この写真を取った後、滝に近づこうとするが
水平に移動できるルートが分からない。
岩と木の枝や木の根っこが頼りなのだが
何故か横に進もうとするところには無いのだ。
しかし上を見ると、あの岩に足をかけて
あの木に捕まって等と考えると、なんとか
上に上がっていくことが出来た。

それでようやく上側の滝の横まで来た。
しかしこれが限界であった。
どうしても横に進むことが出来ない。

ここは既に日陰になっていたのだが
遠くを見るとまだ日の当たっている
道路のガードレールらしき物が見えた。
ということはこの滝は国道494号線から
見えると言うことでは無いのか?
上側の滝の滝壺

滝の間近まで行くのは既にあきらめている。
上へ上へと上がるばかりでは我が家に
帰れない。ここまで来たら 下りなければ行けないが、
これがなかなか困難である。足場が悪い。
傾斜がきついし、土が湿って落ち葉が積もっている。
簡単に崩れそうな土なのだ。
木に掴まったままどこに足を持っていこうかと
考えながら下りる。

暗くなるまでに下に行けるかなと本気で心配になってくる。
上がりはじめにはズボンを汚して帰ったら 妻に怒られるなーと
思いながら上がったのだが、
ズボンが汚れるくらいはなんでもない。
まずは無事に
下りられるか?である
それでも少しずつ苦労しながら下りていく。

地味な写真で分かりにくいが説明しよう。
中央の斜めになっている木の下側の
白いのは普通に言う白猪の滝の上部。
その右上の白いのは上側の滝の
流れである。
上の写真の場所から下りるときは
コースを変えてみた。
斜面の足場が悪く、どこを通ろうかと
眺めていたら水の流れていない
沢が見えた。ここなら土がないので
足をどこに置こうかと考える心配がない。
無事に下りてから見上げて写した。
丁度休憩用の東屋のすぐ右側にある。

ここまで下りてうろうろしながら写真を撮っていると、下で仲良く話をしていたカップルが
突然姿を現した私を見上げて驚いている。

家に帰ったら5時を過ぎていた。ちょっとアブナイ冒険だった。
今度は滝中間を誘っていこう。

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※@niftyからのホームページ引っ越し作業中に偶然バックアップファイルを発見し
昔の貴重な災害記録写真としてアップします(2016年4月11日)


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