私は東温アルプスガイドのページを作っていろいろ石墨山や皿ヶ嶺の登山コースを紹介している。そして東温アルプス歩きの究極として全山縦走を紹介しているが、石墨山から皿ヶ嶺まで縦走してきて、最後の下山の時間が遅くなって暗くなってきた場合、一番道迷いの心配の無いのが引地山コースだと紹介している。しかし引地山経由で登山口に下りたは良いが、そこから国道33号線の六部堂までどうなっているかは、まだ全部を歩いたことが無くて紹介出来てないのだ。だから今日はのんびりと六部堂から引地山登山口までの往復だけをしてこようと思っている。山を歩くつもりが無いからザックも持たず登山靴も準備せずにKissだけ持って我が家を出発。途中で前から見つけていた常夜燈を一つ写しておく。今日は山から降りたら常夜燈めぐりもするつもりなのだ。

国道沿いの広い駐車場には休憩所(トイレ)もある。向こうに見えるのが久万スキーランドの歓迎を表すゲートだ。



デジカメ時計=9時51分
出発時間は9時50分ということにしておこう
ゲートをくぐって久万スキーランドに向かって歩いて行くとこの常夜燈が有る。前回皿ヶ嶺に行くときにも紹介したけど、今回も同じ常夜燈を紹介する。こうして何回も同じ写真を見せることで脳ミソにすりこんでいくのである。
ところで今まで見てきた常夜燈には「金石」と書いたものが多かったが、これは「大石金」と書いてある。どんな意味なんだろう?
さらに歩くと右手に分岐する道路があり、皿ヶ嶺コッチの標識が立っている。久万スキーランドは直進する。


デジカメ時計=10時1分
歩きだしてから10分ちょっと
道路の下の畑にマックの飲み物のカップが捨てられている。何故マックと分かるかって?オリジナルサイズの写真だとマックのロゴが分かるのだ。この畑の持ち主が捨てるわけ無いからスキー場に向かう○カップルが捨てたに違いない。
右手斜面に春になると熊が出没する杉林が見えてきた。3年前にネット情報だったかマスコミ情報だったか忘れたけど、ここに熊が出没するとの情報でわざわざ見に来たことがある。今の季節はもちろん熊は冬眠中だ。
スキーランドに向かう道はここで何故か大木を挟むように舗装されている。雪が有るときにスキーランドに行ったことの有る人は知っていると思うけど、この部分だけ上り車線と下り車線に分かれていて交通整理をしている。雪の無い今はもちろん分けられることも無く直進している。
スキー場まで1.0kmの案内標識。久万スキー場だからマスコットは当然熊だ。
歩く私の横を次から次にスキー場に向かう車が追い越して行く。こんなところを歩いている私を見て何と思っているのかな?
スキー場の建物が見えてきた
スキー場のゲレンデも見えてきた。白いのは当然雪だ。


デジカメ時計=10時24分


歩き始めてから34分でスキー場に到着。意外と近かった。1時間ぐらいかかるかと思っていたのだ。
リフトの様子が変だ。動いてない。故障かな?
あれっ、係員が脚立を持ってきたり、リフトに乗っている人のスキー板を外している。故障が長期化するのかな?でもリフトに乗っている人は静かに待っている。誰も「金返せー」と騒いでない。ンンン?あっ、このリフトは金を取らない無料リフトだった。
スキー場の駐車場まではアスファルトで舗装されているけど、ここからは舗装されて無い林道を歩くことになる
ちょっと写真では分かり難いけど向こうにアンテナが3本立っている
谷間に入って行く分岐。去年の10月31日に引地山を目指してスキーランドの駐車場から歩き始めたけど、この分岐に来た時にここが引地山の入口だったっけ?と思いながら、この谷間の林道に入ってしまった。しかし地図を見れば一目瞭然。引地山からの尾根道と林道が出会うところに登山口が有るのだ。こんな谷間ではない。
そしてここが登山口となる場所。右手に分岐する林道がある。
そして上の写真の林道を分岐せずにそのまま直進すれば向こうのアンテナに行けるんだと思う。でも今日は行かない。
振り返ると引地山への登山口が有る


デジカメ時計=10時42分
国道から52分。スキー場駐車場から18分。
でもこの時間はあまり参考にならないかも。実は今日は山歩きのつもりじゃないからザックを背負って無い。つまり背中が寒い。そして足元も登山靴ではない。これも足首が寒い。この寒さを紛らわそうと時々は結構早足で歩いたのだ。だからのんびり歩いたら国道から1時間ぐらいかもしれない。

今日は国道から引地山登山口までの往復のつもりで来ているから登山靴を履いてない。しかし、ここで引き返したら「おいわさん、それは無いんじゃない?」と言いたそうな人がきっと3人ぐらいはいるだろうな。うーん、皿ヶ嶺山頂に行くわけでもなし、引地山ぐらいなら運動靴でも無理なく歩けるだろうと言うことで、結局引地山に歩きだす。

この足元は松葉。つまり松の木の落ち葉。松葉の登山道って意外と無いような気がするんだけど。 
引地山到着


デジカメ時計=10時51分  
つまり登山口から9分で到着。国道から丁度1時間。
寒いので結構早足で歩いてこの時間。

ここの標識には六部堂から引地山まで80分。引地山から六部堂まで60分と書いてある。

写真を撮ったらさっさとUターン。東温アルプスの稜線は歩く人だけでなく、トレイルランの愛好者もここを走っているとのネット情報だ。私も真似して走って見る。Kissを左手で支えて片手でバランスを取りながら走るけど、これは年寄りにはキツイ。すぐに息があがる。走っては歩き、走っては歩きで登山口に到着。何分で走れたのかな?

登山口に到着


デジカメ時計=10時57分
つまり引地山から6分で到着。途中何回も歩いたから6分かかったけど、ずっとランだったら5分かな?



ここからは林道を淡々と歩く
スキー場が見えてきた。止まっていたリフトも客を乗せて動いている。


ところでここまで歩いてきて喉が渇いたからスキー場の自動販売機を・・・と思ってもそれは出来ない。スキー場に入るためには入場料を払わないといけないのだ。自動販売機を利用するためだけにお金を払う事は出来ません。
狭い道をスキー場に行く車、帰る車がすれ違う
帰りも熊が見送ってくれる
帰りも来る時に写した道端の常夜燈を写してみる。安政3年?
国道が見えてきた


デジカメ時計=11時38分
引地山から47分だ。これは登山道を走ったからこの時間。普通に歩いたら1時間ぐらい?

さて、ここまで来たらもう一箇所行ってみたいところが有る。古岩屋でユキワリイチゲの偵察だ。去年の2月15日に古岩屋でユキワリイチゲを写しているのだが、2月15日にもう綺麗に咲いているのなら2週間前になれば一輪ぐらいは気の早い花が咲いているのではないかと言う思いが有るのだ。

古岩屋の国民宿舎の前の駐車場に車を停めてKissだけ持って歩きだす。去年花を写した場所に来ると花どころか蕾さえ見つけることが出来ない。あれー矢張り1月は早すぎるのか?あきらめきれずあちこちと歩いて探すが固い蕾が有るだけ。
こんなのしか無かった
古岩屋に来た証拠写真

再び国道33号線に引き返し三坂峠を越えて帰る。今日は白猪の滝には行かない。帰ったらアッシー君の仕事が待っているから時間が無いのだ。時間が無いのだと言いながらも気になる常夜燈の写真は写しながら帰る。

今日は国道33号線の六部堂から引地山まで歩いて往復してみると言う初期の目標は達成したけど、寒さを紛らわそうと結構早足で歩いたところもあって、所要時間はあまり参考にならなかったかも。でも登山靴ではなく運動靴で引地山まで往復したと言う事実は何か参考になったかな?


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今日のGPSトラックログ

六部堂から久万スキーランド駐車場経由で歩くと南から北に
歩いていることが分かる
GPSトラックログのカシミール画像


横軸は水平距離
横軸は時刻



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