先週はさくら山行会で徳島の剣山まで遠征したが、今日は地元の皿ヶ嶺である。インターネットで皿ヶ嶺の山行レポートを見たり、さくら山行会メンバーの話を聞いていると、赤柴峠から皿ヶ嶺に行ってきたというのがたまに有る。赤柴峠がどこに有るかサッパリ分からないが、引地山の近くらしい。カシミールで1/25000地図を見ると赤柴峠の名前は無いが、引地山はあそこかということでなんとなく分かる。東温アルプスガイドを私のホームページ上に完成させようとしている私としては外せないコースである。天気予報も良さそうな土曜日に行ってみる


7時ごろに我が家出発のつもりでいたのに目が覚めたら8時過ぎ。寝過ごしてしまったことになるけど、地元の山なのでのんびり行きましょう。いつものようにインスタントコーヒーでパンを流し込んだら朝食完了。

いつものコンビニで弁当を買ったら皿ヶ嶺方面に走る。今日は風穴までは走らない。ネット情報ではもっと標高の低い、道路も2車線の地点から出発するようだ。

ここに車を停める。向こうの青い道路標識は風穴や上林トンネルはあっちだぞということを示している。


デジカメ時計=9時6分


出発は9時5分ということにしておこう
振り返ると2車線の道路のヘアピンカーブの外側にコンクリの農道が見える。あそこに入って行く。
今日の空模様。天気予報は完璧だと思っていたが、山の上の方は当てはまらないようだ。
農道のあちこちにミゾソバが咲いている
ネットの事前情報でこのコースは送電線の鉄塔下を通ることが分かっている。2つ上の写真でも鉄塔が4本写っているでしょう?
こんな標識が見えた。でもこの標識に従って行ったら引地山ではなく皿ヶ嶺に行ってしまうことになる。この標識の後ろ側の農道を行く。


デジカメ時計=9時12分 
上と同じ標識。右手の農道に入って行く。 
農道にこんな手書きの「赤柴峠」の標識が有った 
右端に見えるのが上の標識だ。だからこの右手の狭い道に入って行く。ところがしばらくしたらこの狭い道はまたもとの農道?と合流した。 
コンクリートで舗装された農道を行くと右手にそれらしき登山道と赤テープが見えた。何の標識も無いが、ここに違いないと確信してこの登山道に入る。 
初めて歩く登山道だけど、見てのとおり歩きやすそう
2つ目の鉄塔下をくぐる。



デジカメ時計=9時31分
もうかなり前になるけど香川県の坂出で高圧線の鉄塔を固定するボルトが悪質な悪戯で外され、そのために鉄塔が倒れて工業地帯が大停電になったという事件があった。それの教訓からなのかボルト、ナットにはカバーがかけられている。しかし、容易に鉄塔下に入れるというのは良くないのでは無いだろうか?
鉄塔をくぐるとしばらく登山道にしては幅の広い林道になる。その林道から再び赤テープに導かれて登山道に入る。
ここに来るまでにもあちこちにこの白い花が咲いていた 
ネット情報で見覚えの有る鉄橋だ。これでこのルートで間違いないことを確信する。地図も持たずに歩いているので信頼できるのはインターネットで見た記憶だけ。

ちなみに地図は持ってないけどGPSは常に見ながら歩いているので、風穴や皿ヶ嶺山頂からどの程度離れているかは把握しながら歩いているつもり。 
林道に出会った。ここを横断してすぐ向こうに続いている登山道に入る。

この林道に出会う少し手前で、目の前をスズメバチがお尻を私の方に向けてホバリングしていた。この場合に私がとった行動は次の4つのうちのどれでしょう?

1、ホバリングするスズメバチのお尻をツンツンしてみる
2、立ち止まってしばらく様子を見る
3、来た方向にダッシュで逃げ出す
4、運を天に任せてそのまま進む

正解は4ですね。何をしようと刺される時は刺される!
刺すなよと念じながら静かに通過するしかないのだ。

登山道の両側にはハガクレツリフネが咲いている
3つめの鉄塔


デジカメ時計=9時58分

この鉄塔に到着する手前あたりから女の人の声が聞こえていたが、鉄塔を少し過ぎたあたりで昔乙女が4人休憩していた。私が「初めてのコースなんですが引地山へはこのコースで良いんですよね?」と話しかけると「赤柴峠」と返事があった。引地山と赤柴峠の位置関係を理解して無いのだが、とりあえず赤柴峠に向かう道であることだけは間違い無さそう。

途中に有った赤柴峠を示す標識
休憩も終わってかなり後をついてくる昔乙女4人組
こんなところに鳴門金時イモ(-_-;)
キバナアキギリ

今年の初物ゲット
私の大好きな逆光の光芒を写したつもりなんだが解説が無いと何を写したのかサッパリ分からん 
登山道の周囲はいつの間にか杉林から自然林に変わっていた 
私の大好きな木漏れ日のスポットライト。ここに綺麗な花が咲いていれば最高なんだが、名も知らぬ幼木の葉っぱが有るだけ。 
尾根に出た。赤柴峠の標識がある。最初の目的地に到着だ。



デジカメ時計=10時44分
歩きだしてから1時間40分程度 
ここからは尾根道を標識にしたがって引地山を目指す。地図を見てもすぐ分かるようにアップダウンの無い平坦な登山道だ。 
あっけなく引地山に到着


デジカメ時計=10時49分 
赤柴峠から5分だ

引地山に来るのは今日が2回目。2001年2月10日に当時の登山教室でここを通過している。大勢の後をボンヤリと歩いているので山の実感も無く通過した記憶がある。今日あらためて見ても矢張りどこが山なの?という印象。ピークが無いのだ。


      続く


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