竜神平のお花畑の花を写したら出発。同じく竜神平で花を探していたおじさんが次の花を探しに行くと言うので一緒に付いて行くことにする。
どんな花を探しているのか聞くと、私では絶対見つける事は出来なさそうな花だ。サイズも小さく色も目立たないようだ。目が慣れたら群生を見つけることも有ると言われたけど、私の老眼では無理だ。私も一応おじさんの後をついて花を探すが、もう自分では見つけられないと思っているから真剣味が無い。時々は周囲の景色を写しながら歩く。 結局、見つからないままに尾根の登山道に出てしまった。もうあきらめて帰ることにする。一緒に歩きながらいろいろ話を聞くと、このおじさんは今治の I さんで、新居浜の科学博物館に事務局がある植物研究会のメンバーだということだ。どうりで花に詳しいはずだ。私のホームページも見たことが有るような気がすると言ってくれた。 花に関することをいろいろ話をしてくれて楽しく歩けたが、このまま駐車場まで一緒に降りたら登山道沿いの花が写せない。せっかくいろいろ教えてくれた I さんには申し訳ないが、ベンチまできたところで別れることにする。
登山道沿いの花を写しながら降りようと思っていたが、どうも山の上の方は曇ってきたようだ。晴れていれば太陽の光が差し込むはずなのに薄暗い。これでは逆光写真が写せない。しかも期待していたイワタバコの咲いている場所に来ると夫婦が良い場所を占拠している。奥さんが「綺麗なイワタバコねー」などと夫婦で会話しているのに、そこどいて下さいなんて言える筈が無い。仕方が無い。今日はここのイワタバコはあきらめよう。イワタバコなんて無理にここで写さなくても井内の林道を走れば道端に咲いている。
この時間になると次から次と登山者がやって来る。おはようございますと挨拶しながら降りて行くと、前方から見慣れた顔が。さくら山行会の昔乙女では無いか。一人で来ている。朝の天気が良かったから来たと言っていたが、その時間には私はもう竜神平を歩いていたのだ。青空の景色は私のホームページを見てねとと言って別れる。
帰宅して I さんと一緒に探し回ってメモ帳に控えた花の名前を検索すると、皿ヶ嶺に咲くのは8月ではなく5月の花だということが分かった。 I さんが花の名前を勘違いしていたのか?私がメモした名前が間違っていたのか?うーん、謎だ。 一人でお出かけに戻る TOPに戻る これまでの皿ヶ嶺山行記 |
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