今日はさくら山行会で愛媛の桜の名所として知られる野福峠へお花見ハイキングに行く。先週は徳島の寒峰に福寿草を見に行ったが、それは清家先生とのお別れ遠足ということにもなっていた。今日は2009年度に入って今回からさくら山行会を指導してくれる矢野先生との最初のハイキングだ。

ところが天気予報があまりよくない。3日前の週間天気予報では降水確率50%だったが、今朝6時前のNHK最新天気予報では雨の確率が70%に跳ね上がっている。これは雨の中のハイキングになるかも?と言うことで珍しく雨傘を持って行く。山に行くときに雨傘の準備をするのは当たり前じゃないと思う人が多いかも知れないが、私が一人で山に行くときは雨傘の必要の無い時にしか行かない。ずーっと前に石鎚に行こうとして土小屋まで行き、土小屋の天気を見てさっさと引き返したこともある。あとは雨の準備としてKissをカメラケースに入れ、さらにそれをスーパーのレジ袋にくるんでザックに入れる。これでKissの防水対策は完璧だ。コンデジは防水仕様なので特別に気をつけるような事は無い。

いつものようにコンビニで弁当を仕入れて公民館に向かう。バスに乗って今日の会費の支払い。今日は18人参加だ。7時前、人数が揃ったら出発。川内ICから高速に入り宇和島方面を目指す。バスの中で矢野先生は先日このコースを下見で歩いてきてとっても良かったと報告していた。

高速を降りて道の駅「どんぶり館」でトイレ休憩。この時点では雨は降ってない。


デジカメ時計=8時3分

道の駅を出たらどこの道を走っているのかサッパリワカランが、やがて四国八十八ヶ所の「仏木寺」の標識の方向に入っていった。やがて前方にトンネルが見えてその手前に小さな屋根の付いた休憩所が見えるところでバスは停まった。ここから歩くようだ。休憩所の中では夫婦のお遍路さんが雨の準備中。

向こうに見えるのが歯長(はなが)トンネル


デジカメ時計=8時24分
我々が到着したときに雨支度をしていた夫婦のお遍路が出発していった。でも山の中の遍路道ではなく車がビュンビュン通る車道を歩いて行く。それともこの先で分かれる遍路道でも有るんだろうか?
まるで我々が到着するのを待っていたかのように雨が降りだした。みんなは雨具を着るので時間がかかるが私は雨傘のみ。土砂降りにはならないだろうと楽観的だ。
さて、いよいよ出発。


デジカメ時計=8時41分
上のトンネルを写してから17分が経過。矢張り雨の準備は時間がかかる。
こんな林道を歩いて行く。これも四国の道なのかな? 
高森山休憩地まで1.1kmの標識。 

このあとも林道を歩き高森山を目指す。丁度10年前も似たようなコースで野福峠お花見ハイキングに行っているが、今日と全く同じコースかどうかは分からない。すっかり忘却の彼方である。

ここから林道を離れて山道に入って行くようだ。雨で濡れた山道は滑りやすいので注意が必要。
高森山休憩所に到着。数人のグループなら余裕で入れるような休憩所だが18人+矢野先生で総勢19人なのだ。入りきれずに雨宿り出来ない人も。


デジカメ時計=9時41分

歩きだして丁度1時間で到着
すぐ後には一等三角点がある。三角点マニアの方はあの頭を撫でてくるようにとメンバーに言う。
10年前のレポートを見ると目の前の木が邪魔で宇和海が見えないから木を切ってしまえと言う人が居ると書いてある。しかし今日はそんな木は無く展望が良さそうである。でもこんな空模様。
高森休憩所から少し山道を歩くと再び林道に出た。道の両側にはシャガがびっしりと生えているが咲いている花はまだ少ない。
法華津峠に到着。この展望台の屋根の下で弁当にする。



デジカメ時計=10時43分 
法華津峠と書いた大きな看板とここから見える景色の説明看板。晴れていればここは宇和海を望む最高の展望所なのだ。 
目の前の桜が木になる。花が普通のソメイヨシノよりも大きく色も白い。これが大島桜? 
矢野先生はバーナーを出してお湯を沸かしコーヒーを作ってサービス。バーナーは必ず持ってくるからお湯が必要な人は言ってねと言っているが、こんなことをして甘やかしたら次回から大変よ(-_-;) ところで矢野先生が「矢野先生」と呼ぶのは勘弁して、矢野さんと呼んで、と言っているので、これ以降は矢野さんと書くことにしよう。
 
弁当も終わったら出発です。


デジカメ時計=11時33分 

到着して50分経過。やはり随分のんびりしている。山に行って食事休憩に50分も取ったことがないような気がするけど?
さてここから野福峠までが本日のメインイベント、お花見ハイキングの本番です。桜も満開です。でも天気が(-_-;) 

野福峠こっち

ここに写っているのは小さな休憩所とトイレ。そして目の前には桜。


野福峠のトンネルに到着

デジカメ時計=12時16分

   
桜は満開

 
   この花があちこちに咲いていました

   

頭上の桜と道路に散った花びら
この看板には「警告」としてゴミの不法投棄に対する文言を書いている。確かに今日のコースのゴミの不法投棄は目に余る。あまりにもヒドイ。そこら中に捨ててあった。地元の人間ではなくわざわざ遠方から捨てに来たんだろう。地元の人が桜の名所の桜の下にゴミを捨てるとは思えない。これは自治体が号令をかけて一斉に始末をしないと無くならないだろう。
これは上と同じ桜です。無粋な看板が写らないように。でも天気が・・・
ゴミの一例。遠くの宇和海を眺め足元を見ればこの状態。しかもこの状態があちこちで見られる。野福峠の桜を観光名所にしているのならこのゴミをなんとかして欲しい。
ようやく宇和海が見えてきた。雨の勢いが弱まったのかな?
四国の道の案内看板
ここには三種類の桜が並んで咲いていた。左から山桜、ソメイヨシノ、大島桜?
2車線の道路が見えてきた 
うーん、良いねー。夜目、遠目、傘の内。昔乙女も桜に負けていない(-_-;)


晴れていれば宇和海が正面だ。 
野福トンネル



デジカメ時計=12時45分 

ここでバスが待っているのかと思ったらバスが居ない。もう少し下で待っているようだ。

バスに向かって排気ガスを吸いながら歩いて行く
バスが居た。でもここで乗らずにまだもう少し歩くそうだ。



デジカメ時計=12時47分
なかなか雰囲気良いねー。でも横は2車線の道路だし天気は相変わらずだ。
桜の向こうに漁港と宇和海
バスが待っている。この2車線の道路を作るときに桜用の広場を同時に造ってあげましたという風に見える。 
今日の歩きはこれで終了


デジカメ時計=13時8分 
新しく造成した場所に植えた桜なのでまだ小さい。でもあと10年もすれば立派な木になるんでしょう。

バスに乗ったのが13時10分頃。まだ早いけどもう今日の予定は終わったのだ。ここから帰る。帰りも道の駅どんぶり館に立ち寄る。トイレ休憩だけでなく買い物する人も大勢。タケノコを売っていたので妻の携帯にメールすると「ゆがいているのなら買っても良い」と即座に返事が返ってきた。結局買わない。

公民館に到着したのが3時前。早い!

今日は2009年度最初の山行が雨の中になってしまったが、たまには雨のハイキングも良かろう。


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今日のコースのGPSトラックログ。これを見ても宇和海を眺めながらの快適ハイキングだということがよく分かると思う。



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