このあとメンバーの一人が靴擦れを起こしたとかで立ち止まる。矢野先生が付き添っているので我々は休むことなく進んで行く。しばらく歩いてからさすがに後の様子が気になるのか行列が止まった。後続は全然来ない。最後尾を歩いていた私が「○○さん親子(母娘)が靴擦れが出来たので遅れてきます。矢野先生が居るので大丈夫です」と大声で先頭の清家先生に報告する。すると清家先生が「靴擦れが出来たのは油の乗ったほうか切れたほうか?」と言ったので先生付近に居た人は爆笑である。しかし私は「アブラが乗ったほう?切れたほう?」の意味がすぐには分からず謎の闇に落ち込もうとしていたときに気付いた。「脂が乗ったほう・・・」あー、そういうことか。清家先生もなかなか言うではないか。おかげでホームページネタが出来ました。でもこの親子が私のホームページを見て「まだ切れていません」とクレームをつけて来ると困るので「若干切れかけ」と訂正しときます(-_-;)
私がコンビニのおにぎり弁当を食べているとポケットに入れている携帯が振動する。今は食事中だから出ない。食事が終わった頃にもう一度携帯が振動する。誰から?と思って携帯を見るけど見たこと無い番号。こちらからかけなおしてみると靴擦れが出来て我々とはかなり遅れている○○さんの母親だった。どうしたの?と思ったら、付き添いの矢野先生と一緒にもうすぐ山頂付近に居るとのこと。私はみんなは今がランチタイム中だけどと答えると、それじゃ山頂まで行って山頂で弁当を食べて待ってますと言う。清家先生に内容を言うと先に下山したんじゃないんだねと言われた。遅れていたはずなのに我々を追い越すこともなく先に山頂に行けるというのが不思議だったが、清家先生によればここの広場をショートカットして行くルートが有るとの事。 私の携帯番号をどうして知っているのか不思議だったが、すぐに謎が解けた。清家先生や私と一緒に六甲山を縦走した人なのだが、あのとき携帯番号を教えていたのだ。 弁当も終わり後続の消息も分かったことで安心してここから見える周囲の景色を写す。
私が広場をうろうろしていると男女数人のグループが降りてきた。先頭の男性が「おいわさんは?」と私を探しているように見える。それで私がおいわさんですと言うと、その人がヤマガツオですと言う。某掲示板でよく拝見する名前でした。今日はさくら山行会がここに来ることを知っていたので、私に会えるかと期待していたようだ。私の写真を記念に撮られてしまった。私もネットで知っている誰かと会えるかも知れないとは思っていましたが、こうして現実に会うことが出来ました。 ここからはKissを首からぶら下げて写しながら歩く。 山頂にはもう先客が何人も居るのが見える。その中には我々の仲間の脂の乗ったのと若干切れかけの親子も(-_-;) 続く |
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