今日から私の会社は8連休。今日の夕方には今年から社会人になった長男が初めての帰省で我が家に戻ってくる。松山空港まで迎えに行かないといけないが、それまでは自由時間だ。近場の山ということで石墨山にでも行ってみよう。石墨山にでも・・・と気楽に書いたけど、他にも些細な目的があるので石墨山に決定だ。

7時過ぎ、魔法瓶に熱湯だけ入れて我が家を出発。いつものコンビニでサンドイッチとカップ式のインスタントコーヒー、それとチョコレートを買って出発。今朝も冷え込んで愛車のフロントガラスは凍りついていたが、山の方を見ても霧氷が出来ているようには見えない。白猪の滝の駐車場も過ぎてどんどん高度が上がっていき走りながら山をチェックするが、なんとなく白っぽく見える。霧氷がついているようだ。



?時ごろ、石墨山登山口の駐車場に到着。先客の車が2台。丁度年配の男性二人組みが出発するところで「おはようございます」と朝の挨拶。


登山靴に履き替えスパッツを付けたら準備完了。念のために滑り止めも持って行く。
8時15分 登山口出発
歩きだしてすぐにこの標識に出会い左に向かう。標識を無視して直進すると沢に出て小さな滝が見える。
しばらくはヒノキの人工林の中をジグザグに進んで行くが、その人工林が途切れて自然林になったところには苔むした岩が転がっている。
苔についた霜

ここを過ぎると再びヒノキの人工林となり登山道も比較的平坦になって割石峠が近いことが分かる。

8時39分 割石峠到着(登山口から24分)
東温高校の壁には立派な看板が掲げられていた。石望山荘か。良い名前だ。石望の「石」は石墨ではなく石鎚を表しているのだろうか?何故なら、この場所からは石墨山頂は見えないが石鎚山系は見える。
ここから見える石鎚。右側の高く見える山は鞍瀬の頭だと思う。ニノ森は隠れて見えないはず。真ん中の低く平たい山が石鎚である。


デジカメ時計=8時40分で割石峠出発も8時40分ということにする。
ヒノキの葉っぱに降りた霜
これは登山道の霜柱。いちいち書くな!って?

長さは5cm程度。でも石鎚ロープウエーを上がって成就に向かう道沿いには10cmはあるかと思える長い霜柱が出来ているね。
登山道は途中で一度平坦になる部分があるが、これはこの後に待っている急坂のスタミナ回復ポイントということだ。
急登15分 いっぷくしましょう

デジカメ時計=9時8分

この手書きの小さな標識を見たら、この後に石墨名物の急登が待ち構えている。滑らないように慎重に上がって行くと、登山口で挨拶を交わした年配の男性のうちの一人がヨロヨロと上がっているのに追いついた。もう一人の人は姿が見えないのでもう先に上がってしまったようだ。

9時25分 石墨の分かれ到着。
割石峠から45分

いっぷくしましょうの看板から17分かかったのかな?

先ほどの二人組みはあちこち写した後で私に向かって「お先にどうぞ」と言ってくれたが、私もいろいろ写すので後から行きますと答える。

法師山方面

白いのは霧氷。南側(久万高原町)の斜面だけに霧氷が出来ている。
もう少しデジカメを右に振って高縄山方面


今日は遠くまでよく見える
アクリルの標識にもわずかに霧氷が付いている。猪の文字の部分だけ指先で霧氷を取り去って写してみる。


デジカメ時計=9時32分、出発

ここからは目の前に見えるピークに向かって稜線を行くが、ひ弱い霧氷を右手に、つまり南側の霧氷を見ながら進む。ピークを越えていくと、石墨山を紹介しているホームページには必ず登場する笹原の中のブナ林に到着。

霧氷の向こうに見えるのは久万高原町の直瀬地区




真ん中は皿ヶ嶺のつもりだけど分かりにくい

石墨山を望む岩場に来ると登山者が一人あちこち撮影している。私も負けじと(-_-;)

石墨山


もろに逆光で写しにくい。今使っているオリンパスのコンデジだとこれ以上デジカメを上に向けると、もの凄いハレーションになってしまう。

この登山者が撮影を終えて下山し始めたのでその横顔をみると白人だ。つまり外国人。日本百名山の石鎚なら外国人が居ても不思議は無いが、石墨山に外国人?これは私の東温アルプスガイドも英語バージョンを作らないといけないかな(-_-;)

外人さんが去った足元を見ると簡易アイゼンの片方が落ちている。まだ数m向こうを歩いているのでHey!と大声を出して呼び止めると、振り返って私の右手に持っている物を見て片言の日本語でお礼を言いながら引き返してきた。

外人さんが視界から消えたらお気に入りの景色を写そう。Kissはまだザックの中。



右上の写真の岩場を越えないと石墨に行けないが、ツルツルに凍っているわけじゃないので慎重に足を置けば滑り止めなどの装備も無しで越える事は出来る。

ここまで歩いてきて分かった事は今日は霧氷は南側にしか出来ていない。北側、つまり川内側には霧氷は無いのだ。国道494号線を上がってきたときになんとなくボンヤリと霧氷かなと思い込んだのは、落葉樹が葉をすっかり落として梢の白っぽい部分が逆光で光って余計に白く見えて霧氷だと勘違いしたのだ。霧氷願望が見せた霧氷というわけで、言わば想像妊娠みたいなものだな(-_-;)

10時7分 石墨山頂に到着


石墨の分かれから35分
もう少しズームアップで。石鎚は全然白くなってない。今日石鎚に行った人はガッカリでしょう。

先に上がった二人組みもデジタル一眼で山頂からの景色を写している。私はその辺の石に腰を降ろしておやつタイム。

こうやってコーヒーのブランドが正面に来るように写しておくと、営業マンが感激して一年分を送ってくれる(わけないか)

3時間前に魔法瓶に入れた熱湯はまだほとんど温度が下がって無い。熱々のコーヒーを飲める。

おやつが終わればやっとKissを取り出して写す。今日は天気も良くものすごく見通しが良い。

Kissでもう一度石鎚
もう一度ズームアップ 
三ヶ森
東予港方面
しまなみ海道方面に白い巨大な建造物が見えた。もしかして来島大橋?
上の写真で橋と思える部分をトリミングしたもの。橋の主塔に見えるんだけど。
筒上山
筒上山の右手、つまり南側にある独立峰は雨ヶ森?

帰ってカシミールで確認しなくちゃ



12/30追加 カシミールで確認した結果、雨ヶ森
中津明神山

独特の山容と山頂のアンテナですぐに分かる
四国カルストに立つ風力発電の風車が見える。あんな遠くの物が見えるのに目の前の新聞の活字が見えないのは何故?
上の写真でも風車が分かると思うけど、さらにトリミングしてみた
美川スキー場方面。全然雪が無い。
その右手にいかにもスキーのゲレンデのような白い空間が見えるけどあれは何?小田深山のスキー場?これも帰ってカシミールでチェックだ。




12/30追加  カシミールで確認した結果小田深山スキー場

単独の男性が上がってきた。アイゼンを付けて本格的である。バーナーを取り出してお湯を沸かす準備を始める。熱々のインスタントラーメンかな?良いなー。でも私はバーナーは持ってないし買うつもりも無い。日帰りお手軽登山なので魔法瓶で十分なのだ。

出発前にもう一度石鎚


デジカメ時計=10時33分


この男性に一声かけて下山する。



        続く




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