3連休の初日の昨日は石墨山に行ってきたが、今日はさくら山行会で南予の鬼ヶ城に行く。しかも鬼ヶ城単独ではなくて、鬼ヶ城から高月山への縦走だ。私は鬼ヶ城には行ったことがあるが、高月山はまだ行ったことが無い。だから今日の山行は楽しみにしていた。


今日の予定コース

鹿のコル〜鬼ヶ城〜鹿のコル〜梅ヶ成峠〜高月山〜高月温泉(成川渓谷)
成川渓谷は高月山の北。滑床渓谷は南に有る。これを予備知識として以下を読んでいってね。



今日はついで弁当が無いのでコンビニでおにぎりを3個買って公民館に向かう。公民館で待機しているバスに乗り込む。今日は参加人数が少なめのため補助席に座ることも無く、みなさん補助席を荷物置き場にして楽に座っている。私は運転手の後に清家先生と並んで座る。

バスは高速に入り宇和で降りた。その後は56号線に出て宇和島駅を目指す。JR宇和島駅でトイレ休憩の予定。行くまでの車中で清家先生の山や地元に関するガイドを聞く。これは隣り合わせに座った者の特権だ。56号線を走って行くと清家先生の出身地の吉田町を通過する。道路端の看板にも「清家なんとか」と書かれたのを時々見かける。

JR宇和島駅でトイレ休憩

宇和島駅前のワシントンヤシの木をしっかりと写しこむ





デジカメ時計=8時33分

高速を走れば川内から1時間半で宇和島に到着する時代になっているんだな。高速が無い頃には3時間ぐらいはかかっていた。
JR宇和島駅を出たらすぐに左折してトンネルを抜け、宇和島市民の水がめの須賀川ダムの横を通過したら黒尊スーパー林道への標識が見えてくる。ただし標識自体にはスーパー林道という文字は無い。もし「スーパー林道」の表示を探して走っていたら、永遠にスーパー林道には入れないのである。この標識に従って右折し、あとは道なりにクネクネと走っていけばバスの駐車場所、つまり歩き出発点の鹿のコルに到着だ。

黒尊スーパー林道を走っていると、運転手さんが「鹿が居た。初めて野生の鹿を見た」と言っている。鬼ヶ城山系は野生の鹿の食害が愛媛のローカルニュースでも報道されるくらいだから、この道路を走っていたら鹿に出会えるチャンス大である。ところでスーパー林道という名前が付いているので、今日が初めての人の中には2車線の大規模林道を想像していた人がいるようだ。確かに最近の大規模林道の中には3ケタ国道よりも素晴らしい道路が有るのは事実。しかしこの黒尊スーパー林道はその想像を見事に裏切ってくれる、イヤ逆の期待をしている人にとってはワクワクの林道なのである。

鹿のコルに到着。一応トイレあり。



デジカメ時計=9時19分

鹿のコルでバスを降りたら寒い。さすが標高1000mオーバーだということを実感する。私は普段着で山歩きを実践しているので、近所のスーパーに買い物に出るのと同じ服装で靴だけ登山靴なのだ。私の寒いなーと言う声を聞いて私を見た人が「そりゃ寒いわ」と同調してくれる(-_-;) 歩きだしたら体も温まってくるだろう。

我々が出発準備をしているとバスがやって来た。高知ナンバーだ。バスのフロントガラスに貼られている紙をみると「若葉の会」となっているが、顔ぶれを見ると「若葉の会の父兄会」みたいな・・・

登山口を示す標識



向こうに高知の山の会の乗ってきたバスが見えるが、我々がまたここに戻ってきたときにはバスは無かった。このグループも縦走でバスは下山口で待っているんだろう。

デジカメ時計=9時34分

高知の山の会が先に出発し、我々が後からついていく。登山道はほぼ水平で落ち葉を踏みしめながら歩いて行く。

少し歩くと水平に進む登山道から分かれて右の斜面に上がって行く。高知の山の会も同じく鬼ヶ城に行くようだ。

鬼ヶ城山系の名物のシャクナゲが見えてきた

シャクナゲにはほとんど花芽はついてなかった。来年はこの辺のシャクナゲはあまり花を付けないということか。

誰かが「シャクナゲは8年周期で大きな表年が来る」と言ったので、「それじゃ次の表年は見られんなー」と言う人が居て、「イヤイヤそんなことは無いでしょう。大丈夫ですよ」と返事をする人がいる。ここで「そうですね〜」と相槌を打った時点で二人の仲は終わっただろう(-_-;)

木肌に吹き出物が・・・
数少ない花芽を写してみました。どこに写っているかよく探してみましょう。
花芽の代わりにモミジがその場所を占めている
山頂までずっとシャクナゲの中を歩く。確かに表年の頃は見事だろうなー。そしてそれを見に来る登山者の数も凄いんだろう。
鬼ヶ城山頂


我々の到着と相前後して高知のグループは猪のコルに向かって降りていった。



デジカメ時計=10時3分

山頂での記念写真

山頂からの見晴らし悪し。記念写真を撮ったらさっさと下山する。ただし来た道を引き返すのではなく猪のコル(いのコル)まで歩き、そこから鹿のコルに引き返すらしい。

湿った落ち葉の積もった登山道。誰かが大きな音をたてて尻餅をついた。この写真では分かりにくいかも知れないが、ここはかなり急斜面になっている。
猪のコルに到着



デジカメ時計=10時24分
晴れていれば宇和海が眼下に見えるはず
猪のコル出発



デジカメ時計=10時28分

ここから鹿のコルまではほぼ水平の楽な登山道だ。





鹿のコルに戻ってきた。


デジカメ時計=11時6分

清家先生が高月山では食事が出来ないから少し早いがここで食事にします。11時40分出発、と言っている。私も適当に座れそうな石を探し、そこに腰掛けてコンビニのおにぎり。今日もマホービンの熱いお茶を持ってきている。おにぎり3個とバナナ一本の簡素な食事が終わればKissを持ってウロウロ。

鬼ヶ城山系の説明を書いた大きな看板



ンンン?HP作成時にこの写真を見ると鬼ヶ城ではなく鬼ガ城と書いているね。あわてて山渓の「四国百名山」を見ると、執筆者の清家先生も「鬼ガ城」と書いてある。あらっ、今まで勘違いしていたようだ。と言うことで、これ以降は鬼ガ城と書くことにする。
鹿の食害から守るため保護シートに包まれたモミジの苗木
鹿のコルは平らな広場になっているので各自適当に座って弁当。駐車スペースも広いけどシャクナゲの見頃の頃には車が溢れるんだろうなー。
食事が終われば高月山に向かって出発


デジカメ時計=11時42分


     続く





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