今日はさくら山行会で四国カルスト方面の山行だ。先月が雨で流れたので2ヶ月ぶりということになる。四国カルストにもササユリがいっぱい咲いているはずだ。

いつものコンビニで弁当を買い公民館に行く。清家先生が今日の地図を配っている。地図を見ると「天狗ノ森〜黒滝山〜大引割〜岩屋川渓谷〜秋葉神社」となっている。渓谷沿いを歩くのなら少しは滝も見えるのかな?

バスは7時に公民館出発の予定だったが、参加者の確認に手間取り10分ほど遅れて出発。国道33号線に向かい、三坂峠を越えて道の駅美川でトイレ休憩。

トイレ休憩が終われば出発。国道をさらに南下して落出のループ橋とトンネルを抜けて簡単に山に入って行く。八釜の甌穴を過ぎてしばらく走ると、国道440号線から分かれて左に分岐する細い道に入っていった。普通車でも通りたくないような狭い道をマイクロバスが走って行く。清家先生にこれが近道なんですか?と尋ねると、もうすぐ2車線にかわり天狗山荘のすぐ横に出るんだと言われた。確かに2車線に変わり快適にバスは走る。

高度が上がるにつれていかにも高原風景と言えるような景色が見えてくる。清家先生があの赤い屋根が天狗山荘だと言っている。やがてバスは天狗山荘のすぐ横を通過して左折すると広い駐車場だ。帰宅してからカシミールで国土地理院の1/25000地図で確認したが、走ってきた2車線の道路はまだ昔の細い山道の表示だった。

9時15分 天狗山荘駐車場到着

向こうに見える赤い屋根が国民宿舎の天狗山荘 
せいいっぱいズームで石灰岩が露出しているカルストの雰囲気を。大型観光バスも来ている。
今日は虫が多いコースを歩くのか清家先生が蚊取り線香を腰にぶらさげている
無闇に太陽を入れたがる私なので(-_-;)

ところで向こうの日陰では清家先生の蚊取り線香の説明が始まっている

皆を集めて清家先生が蚊取り線香について説明を始めた。蚊取り線香の入れ物は完全ではなく蓋が開いてしまうことがある。そして蚊取り線香が落ちた場合、線香の火はなかなか消えないので、気付かなかった場合大変なことになる。蓋が開かないようにするためには線香の入れ物を100円ショップの洗濯ネットに入れるのが良い。線香の入れ物と蚊取り線香1本つけてセットで500円!と言ったので、一同爆笑である。まじめに真剣に聞いていたら、スーパーの実演販売にとりこまれてしまったのである。清家先生は今日のために5、6個セットを持ってきていると言った。必要性を感じたメンバーが何人か500円玉をにぎって先生のお手製セットを買っている。原価で言えば300円か400円くらいか?しかし洗濯ネットを腰に固定できるように紐も付いているのだ。もちろんこの紐は清家先生が夜なべ仕事で付けたものである。

以前から清家先生特製蚊取り線香キットを愛用している人の様子を写させてもらった。100円ショップの安物ネットが蚊取り線香の熱で溶けないか尋ねたら全然溶けないとのことだった。この写真に写っている固定用のカラビナは100円ショップで買ったものらしい。アウトドア用品店で買えばこの数倍はかかる。蚊取り線香の重量に耐えられれば良いんだから100円ショップの物で十分である。
蚊取り線香を腰に装着したら出発。この付近はキャンプ場になっているためテントサイトの標識が見える。
ヤマボウシがまだ咲いている
このあたりは自然林の中を歩く
今日のコースは四国のみちとして整備されているようであちこちに標識が有る
向こうに見えるのが天狗ノ森
ホソバシュロソウ
ツチアケビの花
登山道にハンカイソウが咲いていた
さらに姿勢を低くして青空に映えるハンカイソウを
蜂がハンカイソウの蜜を吸っている
暑い中、蜜集めご苦労様です
カルスト台地なので石灰岩の横を歩いて行く
ハンカイソウ
ツリガネニンジンだ!と言いながら写していると、花が小さいからツリガネニンジンではないんじゃないのと言われた。なんとかシャジン?
ササユリもポツンポツンと咲いている。今日は実はササユリの咲き乱れる中を歩くのだと思っていたのだが、時期が遅かったのか、それともこのコース沿いは元々少ないのか、あまり咲いてなかった。
正面に鳥形山が見える。山を削って石灰岩を掘っているために山の形が異様に平になっている。

天狗ノ森到着


さくら山行会の方で大きなサイズの写真が必要であればメール下さい 

記念写真も終わってさあ出発と思ったら、清家先生の講義が始まる
おっ、キティーちゃんも来ているではないか。しかし不届き者のイタズラかそれとも紫外線による劣化なのかアクリル板の標識が割れている。


     続く




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送