先月から始めた陶街道五十三次サイクリングだが、今日は広田村編である。おっ、おいわさん、川内から広田村までMTBで走って行くの?凄いなー!と思う人も居るかも知れないが、残念でした。広田村までは走りません。あの狭いくねくね道をサイクリングで走っていたら命がいくつ有っても足りません。広田村までは車にMTBを乗せて行き、広田村の中だけサイクリングです。

川内を出て国道33号線に向かい、三坂峠手前で右折して国道379号線に入る。最初は2車線だがやがて1車線になり狭い上り坂となる。こんなところをMTBで走りたくない。それでも国道は拡張工事中で何年かしたら快適にサイクリングが出来るようになるかもしれない。

今日の駐車予定地の道の駅ひろたに到着。まずはトイレ(-_-;) トイレの外壁には陶板で出来た絵を飾っている。

陶街道五十三次の大きな看板が立っている。広田村のポイントには分かりやすく赤丸を付けていた。
道の駅ひろた「峡の館」のやぐら。上の看板はこのやぐらの下に付けられている。

ここは五十三次の27番目。

ここからサイクリング開始。次は26番の陶芸舎。道の駅からは100m程度走ればすぐに到着。

26番 陶芸舎   

陶芸舎から北に向かって(松山方面に)走っていると、33番、農村工芸体験館の案内標識が有り、それにしたがって坂道を上がっていく。

農村工芸体験館の建物 
ここで痛恨のミスを犯してしまう。見てのとおりスタンプが90度回転している。スタンプを全部そろえたら豪華粗品をもらえることになっているのだが、中をチェックされて「スタンプが回転しているから、粗品は無し。最初からやりなおし」と言われたらどうしよう(-_-;)

前回のサイクリングでは20箇所を回ったが、スタンプを押している人には全く出会わなかった。ところがこの体験館では男性一人と昔乙女4人組がスタンプを押しに来ていた。

昔乙女4人組。この4人とはこの後何回も出会うのである。

記念写真を写して私のホームページタイトルをメモして上げたので、検索して探していると思う。

次は25番の神の森大橋。橋の名前は知らなかったが、今までに橋の目の前を通過した事は何回か有る。

この橋は知る人ぞ知る有名な橋なのだ。木造でありながら20トンの自動車が通行可能ということになっている。
橋の名前は陶板で出来ていた
本当に木造なんだろうな。橋の下部がコンクリだったら怒るよと思いながら橋の下が見えるところに行ったら、確かにあの頑丈そうな補強の梁は木造でした。ところで上部のアーチはどうやって構成しているんだろう?あのカーブを作った仕組みが謎だ。

次の目的地は24番、仙波渓谷。渓谷のすぐ手前にトンネルが有り、そのトンネルを走りたくないので迂回している旧道を走る。ところでここまでのポイントは道の駅ひろたから松山方面に引き返す道順になっている。それなら松山から車で来るときに途中で車を停めて立ち寄れば良いじゃない、と思われそうだが、それではサイクリングにならないではないか!喝!

渓谷に向かう遊歩道の階段もMTBと一緒に降りてスタンプを置いてある休憩所に行く。足元は雪。最近降ったようだ。
スタンプを押したらちょっと渓谷の雰囲気を写してみる。向こうの建物の中にスタンプ台が有る。
渓流の雰囲気が出ているでしょうか?

さて、これで道の駅ひろたの北側は終了。いったん道の駅に引き返す。そして次の目的地は今度は道の駅からは南に向かって走っていく。

砥部町広田支所。合併前までは広田村役場だったんでしょう。周囲には学校も有るし旧広田村の中心部だったんですね。
旧広田村育ての親と言われている人の業績を称える石碑

恥ずかしながら石碑の漢字が読めないんですが(-_-;)
誰かメールでこっそり教えて。

次は29番、佐々木酒造の母屋と煉瓦煙突

これが佐々木酒造の母屋

国の有形文化財
隣の空き地から見上げた煉瓦煙突 

私がこの煙突の写真を撮り終えた頃にワンコの散歩から帰った女性が母屋に入ろうとしていたので、煙突の写真を撮りたいので中に入れませんか?と尋ねると、入れません、さっきの場所から撮ってください、と至極あっさりと断られた。まあ訳のワカラン他人を家の中には入れんわなぁ。

さて次が問題だ。次は28番の山村留学センターだが、道の駅から8.4kmだと書いて有る。この佐々木酒造からでも7km以上はあるだろう。おまけに平坦地ではなく上り坂なのだ。


留学センターに向かって走っていると、道端のコンクリ擁壁にこんな陶板が埋め込まれていた
山村留学センターまで800mの案内標識。これによると元の国道まで戻らなくても、ここから次の目的地に行けるようだ。
28番 山村留学センター

駅前留学とかお茶の間留学などではない。

ここからは先ほどの案内標識まで快適な下り坂だ。ハイスピードで飛ばす。しかし、その標識で左折したら今度は上りだ。苦しい。

この写真を写した理由は、この付近を走っているとヒノキの匂いが漂ってきて、その匂いを写そうと思って。周囲はヒノキの人工林。
ちょっと休憩。向こうの山の白い部分は雪です。
目の前に紫色の花が見えた。もしかして、と思って近づくと思ったとおりイヌノフグリだった。
上の写真の花の部分だけを拡大
まだまだ上りが続く。ここで写真撮影のためにMTBから降りたが、この後、走る気力が湧かずちょっとだけMTBを押して歩く。

しばらく行くとオッちゃんが道端で何か作業をしていたので、キャンプ場まであとどのくらいですか?と尋ねると、まだ1kmくらいは上りだが、あとは下りだ、と教えてくれた。まだ1kmも上りが有るの?

確かに1km程度走ったらピークに出て、その後は下り坂となった。下りなら快適に走れるだろうと思うかも知れないが、路上には湿った落ち葉が散乱していてスピードを出すのが怖い。ひたすらブレーキをかけまくって降りる。

こんなところも走ったよと言う証拠写真を
ようやく到着。31番長曽池キャンプ場 
長曽池。でもキャンプ場がどこに有るのかは分からなかった。 

ここからもずーっと下り坂。さっきまでが苦しかったから楽にさせてよ。

下り坂を走り降りたら三叉路に出た。左に行けば次の目的地の権現山だ。この写真では左手から降りてきて、右奥に行くことになる。
32番 権現山のスタンプ台

権現山は数年前に登っているから今日は行かない

これでサイクリングでのスタンプ集めは終了だ。道の駅に戻ろう。国道379号線に合流する場所に湧き水の美味しいところが有るようだ。道端に車を停めてポリタンクに水を汲んでいる。その中に工芸体験館で会った昔乙女も居る。

379号線を走り道の駅に戻りMTBを車に積み込む。今度は上尾陶石。ここへは自動車で行く。でもその前に腹減った。広田村に来てからまだ何も食べてないのだ。陶芸舎の横に食堂が有ったので、そこでうどんでも食べよう。

山菜うどん 450円

曇っているのはうどんの湯気ではない。レンズの結露だ。結露をふき取っている間にうどんがのびたらいけない。まずはうどんを食べよう。
はー、全部食べました。腹が減っていたから美味しかった。

今日はメモを取ってなかったけどデジカメによれば最初の写真の撮影時間は10時37分、上の曇ったうどんの撮影時間は13時55分。3時間以上飲まず食わずで走っていたわけだ。

うどんを食べたら広田村最後のスタンプポイントの上尾陶石に車で向かう。379号線を走っていると上尾陶石への案内標識が有り道に迷う事は無い。

上尾陶石到着

正面の茶色の土が砥部焼の原料?
ここにスタンプ台が有る

写真を撮っていると向こうの方から見覚えの有る4人が歩いてくる。あの昔乙女4人組ではないか。私にどの道で来たの?と聞くので、こっちの道から来たよ。国道から入る標識も有ったと説明すると、案内標識を見落としたんだわ。道が分からないので別のところに車を置いて歩いて来たと言う。足元はこの茶色の土で汚れている。

ところでGPSの電源を入れたままで助手席に置いていたら、道の駅からの軌跡が画面に表示されている。あれっ、助手席に置いていても人工衛星はキャッチできるのか!これは新発見だ。

昔乙女と別れて国道379号線に戻り、松山方面に向かう。峠のトンネルを抜けて坂を下っていくと銚子滝のスタンプポイントがる。ここもサイクリングでは来たく無い場所なので、横を通るついでにスタンプを押していこう。ついでに銚子滝も見に行ってみよう。

36番 銚子滝のスタンプポイントは滝に向かう遊歩道沿いに有る。国道から数m入ったところだ。
遊歩道(登山道)を行くと、滝の正面に出る。

初めて見る銚子滝だ。水量が少ないのでちょっと迫力が・・・。

銚子滝からさらに上に行くと次のスタンプポイントの銚子ダムに行けるはずだ。初めて来た場所だけど、当然行けるものと信じきって歩いていく。

予想通りダムの下に出た      
ダムの上に向いて真っ直ぐに伸びる階段。山村留学センターに向かう上り坂。長曽キャンプ場に向かう上り坂で足の筋肉は疲れきっている。この階段はこたえる。
階段を上がりきったらガードレールが前方をふさいでいる。あれっ、もしかしてこの階段は関係者以外立ち入り禁止なの?
でも銚子滝から歩いてきたら誰でもここに到着してしまうんだけど。
銚子ダムの記念碑

スタンプ台はどこかな?スタンプ台の置いてありそうな雰囲気の場所に歩いていく。するとまたも例の昔乙女4人組とバッタリ。もう少し早かったらコーヒーご馳走できたのにと言われた。コーヒーは無いけど餅が有るから上げると言って餅が一個入ったパックをくれた。

私が滝から上がって来たと言うと、4人組もこのあと滝に行くとのことで車を停める場所を聞かれた。

4人組が去った後で頂いた餅を写す。5個入りだ。向こうは4人組だから、これは遠慮のカタマリで残ったのかな?早速その遠慮のかたまりを私が遠慮なく食べる。
大森彦七のいわれを書いた石碑

陶街道五十三次を走っていると、この大森彦七に関すポイントがいくつも有る
再び滝に向いて降りて行かなければならない。これが今日の最後の写真。

撮影時間 15時11分

登山道から道路に出たら丁度滝見物を終えた昔乙女がクラクションを鳴らして去っていった。

これで広田村編は終了。24番から36番までの13個箇所を回ったことになる。前回が20箇所を回ったので、これで合計33箇所終了。残るは20箇所。あと1回で終われるかな?


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    陶街道五十三次とは?





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