今日から私の職場は3連休だ。天気予報もまずまず。特に山に出かける気持ちも無いときに挑戦してみようと思っていたことを実行する。実は先週これを実行するつもりでMTBにまたがって走り出したら100m程度走ったところでチェーンが切れてしまって、あえなく中止だったのだ。あの後、松山市内のサイクルショップにMTBを持ち込んで修理してもらったら、チェーンだけでなくスプロケットも交換しないといけないと言われ、修理代が7000円もかかってしまった。

でっ、挑戦したいこととは陶街道五十三次サイクリングである。陶街道五十三次って何?と思う人の方が多いだろう。私も去年までは知らなかった。去年、あるホームページを見ていたらこの陶街道五十三次をサイクリングで回ったのをアップしていて、山ネタが無いときに丁度良いネタだなーと思っていたのだ。

肝心の陶街道五十三次だが、砥部町の歴史あるいは砥部焼きに関する人物や記念碑を53個設定し、それを順番に回って行ってスタンプを押し、全部のスタンプを集めれば豪華粗品をもらえるらしいのである。結局は豪華粗品が目当てなのであった(-_-;)

9時過ぎ我が家出発。背中にはザック。このザックには何も入ってないし何の意味も無い。強いて言えば背中の防寒で有る(-_-;)ウエストポーチにはGPS。先日の六甲全山縦走の記録を残すために通信ケーブルを買ったので、あれ以来GPSでログを残す楽しみが増えた。おやつや飲み物は用意してない。今日は言わば観光地めぐりなので、途中にいくらでもお店やコンビニが有るので、必要になればそこで買えば良いのだ。

行きは重信川の左岸(南岸)を走っていく。わずかに風は吹いているがたいした事は無い。しかし走るほどに足先が冷えてくる。靴下は厚手にしておくべきだったかな。

重信川の堤防を走っていたら公園の林の影が良いなと思って、わざわざ堤防から降りて写してみる
最初の目的地、つまり五十三次の1番目はレストラン「開花亭」の敷地の中に有る。堤防をそのまま走って33号線に出られると思ったら、きっちりとガードのパイプにはばまれてしまった。少し戻って堤防から降りて開花亭の裏を走り、33号線に出て開花亭に入る。

家の前に見えるのがスタンプ台。ここでスタンプを押して最初の目的達成と思っていたが、帰宅してホームページ作成時に「陶街道五十三次しらべ帖」をチェックしたら、ここで見るべき物は「念ずれば花ひらく」の百番碑であると書かれている。アララ、そんなもの見てないよ。うーん、スタンプは押したけど、肝心の物を見逃してしまった。まあ、最後に豪華粗品をもらえる条件はスタンプが揃っていることであって、百番碑を見たか見てないかは関係ないのだ(-_-;)

この藁葺き屋根の家は朴庵(ほお庵) 「念ずれば花ひらく」を唱えた坂村真民の資料館となっており、自由に入って見てくださいと書かれていた。せっかく来たから見てみようと戸を開こうとしたが固くしまっている。念じても開かないのであった。時間が早かったかな?

次は井上正夫記念館。今度も和食レストランの真砂屋の敷地内に有る。開花亭からはすぐの距離だ。井上正夫記念館は分かったが、肝心のスタンプ台が見当たらない。どこ?と探していたら建物と建物の間の隙間の奥の方に見えた。ここでもスタンプを押す。

スタンプ台はこの藁葺き屋根の家の左奥に有ります
これが井上正夫記念館

次(3番目)は砥部焼きうめのの前に有る砥部焼きのモニュメント。

「ようこそとべ町へ」と書いた台座の上に砥部焼きで出来たユニークなモニュメント。
いったい何なんでしょう?

4番目は大森彦七伝説の魔住ヶ窪。1番から3番は33号線沿いに有るので、簡単に場所が分かるが、ここは全然知らない。しかしガイドブック(陶街道五十三次しらべ帖)の地図を頼りに走り出せば、案内標識も有って道に迷うことも無く到着。

ここに写っているのは地蔵堂。おどろおどろしい絵馬が奉納されているらしいが、不眠症になったらいけないので見ていない。

5番目は赤坂泉。赤坂泉は知っているが、この魔住ヶ窪からはどうやって行けば良いのか分からない。とりあえず元来た道を帰ろうと走り出したらすぐに案内標識が見えた。狭い道を走って県道を横断し、赤坂泉に到着。

赤坂泉に来てビックリ。泉が干上がっている。全く水がない。ここは暖かくなれば子供たちが水遊びをする人気スポットなのに。ここ最近の愛媛のローカルニュースでは松山の水源で有る地下水の水位が平年よりも悪化していると報道されているが、この泉を見れば一目瞭然。
長い泉の東の端に水溜りが有ったので写してみる。ここは何故水が有るんだろう?

ここで水ごいの歌をうたってみる。
ここは赤坂、赤坂〜 デルコ〜ラ〜ソン〜(-_-;)

6番目は理正院と麻生の金毘羅さん。ここも全く知らないが、しらべ帖の地図を頼りに走っていると案内標識発見。

陶街道五十三次の場所を案内する標識は、あちこちに立っている。こんなものに興味が無かったら全然気がつかないと思うが、一度知ってしまうと今度は目に付くようになるのが人間の心理の不思議さだ。
すぐ横の田んぼにホトケノザが咲いていた。久しぶりに一句。

穏やかな 冬の日浴びて ホトケノザ


この句を詠んだ時の私の心境を推し量ろうとしても無駄だ。何も考えてない(-_-;)

MTBを山門横に停めて仁王門をくぐる。スタンプ台を探す。

6番目のスタンプ台

ここはスタンプ台を写して終わり 

7番目は水満田古墳公園。上の案内標識でも分かるようにお寺の前の道をそのまま行けば到着。ここに行く途中にも案内標識有り。やがて道路から離れて池の堤防を走ると向こうの方に見えてきた。

7番目のスタンプ台。
MTBの向こうの標識には「順路」と書いてある。てっきり陶街道五十三次の順路かと思ったが、すぐ右の看板を見てそうではないことに気がついた。
水満田古墳公園案内図

上の説明で「順路」とあるのは古墳を巡る順路のことだったのだ。
石鎚方面が白くなっているのが見えたので写したが、このサイズでは全く分からない
堂ヶ森の反射板らしき物が見える
古墳公園の小さな丘の麓にスタンプ台と案内図が有る 



8番目は愛媛県総合運動公園。いったん33号線に戻り運動公園を目指すが、時間は11時半ごろ。ちょっと早いが昼飯にしよう。途中のラーメン屋に立ち寄る。

豚太郎でみそラーメン 


     続く




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