9月のある日、清家先生から私に電話がかかってきた。さくら山行会の何かの連絡だろうかと思っていたら清家先生が「11月に六甲山の縦走大会が開かれるんだが、一緒に歩かないか?」との誘いの電話だった。清家先生の誘いを断るなんて、そんな失礼なことが出来るはずが無い。喜んで参加させていただきますと返事する。簡単に話を聞くと六甲山系を西の端から東の端まで約56kmを丸一日かけて歩くらしい。

電話を受けてから何日かたって、清家先生がわざわざ川内まで大会事務局の資料を持ってきてくれるということで、公民館前で待ち合わせ。封筒を受け取り中身の説明を聞く。清家先生は8人の枠で申し込んで、既に私以外の参加分は申込書を事務局に送ったので、私の分は自分で送って欲しいとのこと。参加メンバーを聞くと、8人中5人がさくら山行会(元も含む)メンバーだった。

我が家に帰り、事務局への申し込み書類を書く。また添付資料を読むと、ぶっつけ本番は絶対にダメ。必ず事前に30km程度のトレーニングをするようにとも書いてある。30kmも歩けるトレーニングコースなんてどこに有るの?と思ったが、目の前に有るではないか。皿ヶ嶺に自宅から歩いて往復してみよう。と言う事で9月27日に我が家を出発して井内峠経由で皿ヶ嶺まで歩いて来た。(9月27日のトレーニング記

私は六甲山へは行ったことがないのでネットで検索して経験者のレポートをチェック。すると大勢の人がこの六甲山縦走レポートをアップしており、主要ポイントの通過時間も詳細に書いてくれている。それによると早い人で10時間(@_@) 標準的な人で15時間程度で完走している。56kmを10時間???信じられん。人間ではない(-_-;)

ところでこの六甲山縦走大会の参加は当然我が家の大蔵大臣の決裁ももらっていたのだが、何故か出発が近づいた頃になってブチブチ文句を言うので有る。今月は既に三瓶山へ泊まりがけで行っている。六甲縦走も日帰りでは不可能な山行だ。つまり一月の間に2回も泊りがけの山行ということで、私の人生で最初で最後のエポックメイキングな出来事かも知れないのだ。そのエポックメイキングなことの実行には当然費用が発生する。妻が「本当に私がOK言うた?私が寝ぼけた時にその話をしたんじゃないの?頭が正常に回転しているときにその話を受けたら絶対にOK言うわけ無い」と言うので有る。そんなことは無い。目から鼻に抜けるとはお前のことを言っているのかと思っているんだぞ。そのお前が寝ぼけるわけが無いではないか。その証拠にOKを出した後で、目薬を差したら鼻から垂れていたな(-_-;)

私以外の参加メンバーは前日に神戸に入り、前泊する。私は仕事を終えてから松山から神戸行きの夜行フェリーで行くつもりだったが、川内からフェリー乗り場までの道路の渋滞状況が分からない。万が一フェリーに乗り遅れたら参加は不可能となるのだ。迷った末に結局22日は年休を取ってしまった。清家先生に年休を取ったことを連絡すると、一緒の高速バスで行きましょうということになり、インターネットで高速バスを予約する。私は初めての経験だけど、便利なシステムになっているんだな。ネットで予約してメールで送られてきた予約番号を持って近所のコンビニに行き、その情報端末に指定の予約番号を入力するとバスの乗車券の紙切れが出てきて、コンビニの店員に料金を支払うと、乗車券を入手出来る。ほー、これが近代文明ということか!!!

ちなみに年休を取ったことで前泊となり、清家先生たちと同じ部屋に泊まれるように手配してくれ、帰りの高速バスも手配してくれていたのだ。


文章だけだとつまらんからgoogle earthで作った六甲山系の画像でもアップしましょう。









続く





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