今日は楽しみにしていた泊りでの山行である。行き先は三瓶山と翌日は世界遺産に登録された石見銀山だ。私はこれまで日帰りの山行記しかアップしてないので、さくら山行会は日帰り登山しかしないと思っていた人も多いかと思うが、そうではない。これまで毎年1回は九州や大台ケ原に遠征していたのだ。ただ我が家には扶養家族が4人も居るので私一人で泊まりの遊びに行くことを許されなかったのだ。今年はようやく将軍様の許可が下りたので参加出来る。

朝の6時に役場を出発なので、それまでにコンビニで弁当と○○美茶を2本買う。役場の駐車場に行ったらマイクロバスではなく竹乃井交通が誇る最新の大型観光バスが停まっている。やはり大型バスの方が乗り心地がいいだろう。バスに乗れば早速集金。いつもの10倍の金額が必要なのだ。私は最前列で清家先生の隣に座る。

6時にバスは出発。川内インターから高速に入り今治を目指す。今治でいったん高速を降りたら国道を走ってしまなみ海道に入る。

来島SAでトイレ休憩

まだ太陽は出ていない 
これは大三島と生口島の間にかかる多田羅大橋

バスの中で清家先生にこの前の御来光の滝の水量がもの凄いときに行って来ましたと報告する。清家先生は高瀑林道が12月までには復旧するらしいとの情報を教えてくれた。先生は林道を管轄する林業組合?に電話して聞いたそうだ。また私が石鎚周辺の滝をあちこち行っていることを話すと、老之川のさらに上流の初芽成(ういがなる)渓谷も非常に面白いよと教えてくれる。実はこの初芽成渓谷は何年か前に清家先生から話を聞いてインターネットで検索したが、滝が連続して有る面白いコースだと言うページにはヒットするのだが、どんな滝なのか写真が無いのだ。清家先生にそれを言うと、あそこは遡上しているときに写真を撮る余裕は無いかも知れんなと言う。かなりのハードコースのようだ。

バスは尾道で高速を降りて一般国道を走って北上する。山の中に入るにつれて谷間に霧がかかってくる。バスの中から今日の天気を心配する声も出始めるが、それは逆だ。朝のうちに谷間に霧が出るのは晴れる証拠である。松山から三坂峠を越えて久万に入ると霧に包まれるが、久万を抜けると快晴ということを経験していれば分かることだ。三次市街を外れて右手に川を見ながら走るところでは、川面から霧が立ち上がっているのが見えた。

国道に気温を表示する電光掲示板が有り、それを見ると5度になっている。さすが愛媛よりも北に位置しているだけのことはあるな。気温が5度なんて愛媛ではまだ先の話だ。

9時17分 道の駅ゆめランド布野でトイレ休憩  

天候は見ての通り、霧の中
10時7分 道の駅 頓原

霧は無く快晴だ

ここでトイレ休憩および食事
道の駅での早い昼食

うーん、旅行会社が企画する旅行とはこういうことか。自分で食事の準備をする必要が無い。朝買ったコンビニ弁当が残ってしまう。三瓶山に行ってそこで時間が有ればコンビニ弁当を食べよう。

11時12分 道の駅 頓原出発。県道326号線、国道184号線を走り三瓶山を目指す。なんとかフラワーパークと名前がついて花の季節には観光客で賑わう場所を横目に通過する。

前方にアンテナの林立する山が見えてきた。これが女三瓶らしい。
登山口となるスキー場の駐車場に到着。ハイキング客の車も多数停まっている。スキーリフトも動いているので、ほとんどの人はこのリフトで上がるんだろうな。
11時40分ごろ 駐車場に到着

各自出発の準備。私も靴を履きかえる。いつもなら自宅から登山靴だが、今日はさすがに自宅から登山靴は履いてきてない。

写真正面の木の生えてない場所がスキー場。スキー場の横を迂回するように登っていくらしい。
いよいよ出発である。

三瓶山のカシミール画像で山の形、登山コースをイメージしてから次に進んでください。

三瓶山はカシミールの画像を見れば分かるように、5つの山が円周上に連なり、その中間部がくぼんで阿蘇のカルデラのようになっている。つまり三瓶山は火山が集合した山の総称らしい。あえて一つの山を三瓶山というときは、最高峰の男三瓶山を三瓶山と呼ぶらしい。上の画像では見えないが、カルデラの中には室の内池と呼ばれる池も有る。

我々はスキー場を左に迂回してその後スキー場の上の方を右に進んで女三瓶山から男三瓶山に登り、その後は子三瓶山との中間の鞍部からカルデラに降りて室の内池の横を通り、もう一度上がって太平山と女三瓶山の中間に有る鞍部に出る。これでカルデラを半周したことになり、その後はもと来た道のスキー場迂回コースで駐車場に戻る。


以上を踏まえて出発


     続く



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