御来光の滝に来たのは予定の行動だが、予定外の石鎚にも行ってみようとひろっさんに提案したら、ひろっさんも同意してくれたので石鎚に向かう。どのコースで行くか?今日は珍しく愛大小屋経由の面河登山道コースで行ってみよう。ひろっさんと愛大小屋に這い上がるのは、2004年に初めて二人で来て以来3年ぶりである。

御来光の滝から愛大小屋に向かうには、まず滝の左の岩盤沿いに歩くと赤テープが見えてきて、そこが愛大小屋に向かう登山道入り口だと分かる。やがて見覚えのあるロープの設置された沢に出る。この頼り無げなロープをいつ、誰が設置したのか分からないが、ここ以外のルートを知らない我々はこのロープを頼りに上がるしか無いのだ。

ロープを上がっても赤テープを頼りの分かり難い登山道が続く。踏み跡と赤テープを見失わないように注意深く進むと大木の元に出る。ここが分岐点。

11時50分 分岐点到着。滝を出発してから20分だ。ここで直進すれば御来光の滝の上流、つまり川に出る。愛大小屋はこの分岐を左に上がっていく。

この先も決して明瞭とは言えない登山道だが、よく見ると明らかに踏み跡と分かる。今日は天気がいいから見分けもつくが、悪天候時にはかなり困難なコースとなろう。

枝の隙間から南尖鋒と墓場尾根が見える。ひろっさんに今年の秋は墓場尾根に直接這い上がるコースを行きたいと提案する。
笹の中に登山道が見えるだろうか?写真の左端に筋らしきものが見えるでしょう?
8月21日 追加 ひろっさん撮影

こんな笹の中を上がっていく。私は倒れているわけではない。普通に歩いてこの状態。

今日は天気が良いので笹の葉が濡れていない。雨上がりやガスの中歩けば間違いなく全身ビショ濡れになる。

山頂付近全景。左端に小屋、右端の方に南尖鋒、墓場尾根が見える

もうそろそろ面河からの登山道に合流するはず。赤テープが見えるたびにその登山道に合流したのかと勘違いしながら上がる。

12時28分 面河登山道に出た。滝から丁度1時間だ。

そこから歩いてすぐに愛大小屋が見えてきた。最近新築されたばかりの小屋である。
中がどうなっているのかちょっと覗いてみた。土間に薪ストーブが設置され奥には板間がある。

面河登山道に出ればあとは快適なコースだ。先ほどの這い上がりコースとは雲泥の差。

前方からエンジンの音が聞こえてきた。朝スカイライン入り口に居たグループの一人だろう。登山道の周囲の草や笹を刈っている。こうして快適に歩けるのも地道なボランティア活動のおかげです。有難うございますと言って通過する。
私がスタコラと歩いているとひろっさんがちょっと待ってくださいと言う。どうしたのかと思ったらアサギマダラを写したいという。ひろっさんのデジカメは高倍率なので登山道からでも写せるが、私はこの程度にしか写らない。一応真ん中にアサギマダラが居ます。
上の写真からアサギマダラだけを切り取った
ひろっさんが何かの花を写しているところ
オオマルバノテンニンソウを前に石鎚



登山道整備のグループ

この中にMakさんと碧さんもいるはず。二人の仕事ぶりをチェックしよう。

このグループとすれ違うときに碧さんが「滝から這い上がって来たん?」と軽い口調でまるで我々が近所のコンビニから来たように話しかけてくる。もうちょっと感激したようなセリフが欲しかったなー(-_-;)それでも「今日一日で2回も会うなんて」と一応感激したようなことも言ってくれた。それにしても登山道整備の皆さん、暑い中ご苦労様です。

登山道が樹林帯に入ってすぐに水場が有り、カップ酒のガラスの空き容器が置いてある。かなり喉が渇いていたのでそのカップで一杯飲む。うまい。私は今まで山に行っても山の水をゴクゴクと飲んだことは無かった。手ですくって少し喉をうるおしたらそれで満足していたのだ。しかし今日は珍しく続けて2杯目も飲んだ。ついでに○○美茶の空いたペットボトルにこの水を入れる。
面河登山道を上がってくると石鎚のこんな形を見ることが出来る
弥山到着。紅葉シーズンほどの人数ではないが、それでも夏休みということで子供連れのグループが多い。イヤ、別の言い方をすれば子供は夏休みにしか来ないと言っても良いだろう。それ以外のシーズンは姥捨て山の状況なのだから(-_-;)
小屋でQooを買う。350円。

350円が何だ!たとえ400円でも買ってやる。

山頂小屋のすぐ横の岩に外人のカップルが座って、コンビニおにぎりのフィルムを外しているが、男性の方はまるで一昔前の私を見ているようだ。フィルムを目茶苦茶に外している。思わず「そうじゃないよ、こうだよ」と教えてやりたいが、英語でしゃべらナイトではおにぎりのフィルムの外し方を教えてないのだ。

Qooを飲み終わったら山頂の景色でも写そう。しかし残念ながら天狗岳にはガスがかかっている。せっかく持ってきたんだから背中のKissを出そう。

北壁からガスが舞い上がっている
いつものようにデジカメを縦にして 
撮影ポイントをちょっと変えて
一応夏山の雰囲気を出そうと青空も写してみました 

天狗岳の雰囲気を写したら花でも写しながらノンビリ帰りましょう。


    続く




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