去年の今頃は30年勤続のご褒美で1ヶ月間お休みだったが、今年は世間並みの休みである。ただし普通の会社は明日からゴールデンウイーク突入だと思うが、私は今日から10連休なのである。しかし、そのために4月は土曜日の振り替え出勤が2回もあったし、本来は休みだったはずの土曜日も1回休日出勤している。つまり4月は土曜日はほとんど出勤だったのだ。今日から10連休に入るためにこれだけ言い訳を書かないと安心して休めないのである。全国的にはカレンダー通りの休みしかないと言う人も多いからね。そんな人の恨みをかってはいけない(-_-;)

さて、その10連休の初日はどこに行くか。もう決めているのである。この時期すっかり花の山として有名になってしまった皿ヶ嶺はあえてパス。ちょうど1年前に歩いて気に入ったコースをもう一度行ってみる。しかし、そのコースを行くためには相棒がいるのである。登山口と下山口が分かれているので、一人では行けない。車2台が必要。さて誰を巻き添えにしようかなっと。平日に山に行けて、車を持っている人で気軽に声をかけられる人はそうは居ない。この前源太桜や蜩谷桜を一緒に見に行った三木さんにメールを出してみる。すると期待通りOKですよと返事が来た。しかも三木さんの友人も来るとのことでこれでメンバー決定。集合場所と時間をメールで連絡する。

9時ごろ我が家出発。まずはコンビニに立ち寄り、弁当とお気に入りの○○美茶をゲット。9時20分ごろ集合場所の白猪の滝駐車場に到着。まだ三木さん達は来ていない。今日の目的の一つであるショウジョウバカマを偵察に行く。丁度見ごろの雰囲気。これは三木さん達も喜んでくれるだろう。そのショウジョウバカマの偵察が終わった頃に携帯が鳴る。しかしすぐに切断。電波状態が悪いんだろうなーと思いながらかけなおすと無事に接続。三木さんは途中のコンビニで弁当を買っているので少し遅れるとのこと。来るまでの時間つぶしで駐車場周辺に咲いている花を写そう。

ナルコユリ?
キランソウ

別名 ジゴクノカマノフタ
なんとかネコノメ
これは?

時間つぶしに意味も無く写す      

カキドオシ、ヒメウズ、ムラサキケマンなども咲いていたが、もう飽きた(-_-;)

やがて見覚えのある三木さんの車が到着。助手席の友人の名前を紹介される。M本さん。三木さんもイニシャルがMだなー。二人合わせてMM。つまりマリリンモンローか。いや、何人合わせようとマリリンモンローには成りえない。今日が初対面のM本さんもいきなり私のホームページでネタにされて喜んでくれただろうか(-_-;)

私の車に二人が乗って唐岬の滝に向かう。国道494号線を走っていると植林の隙間から唐岬の滝が見えるところがある。私が徐行して、というかほとんど停止状態で、あれが唐岬の滝と指差していたら後ろをついてきていた車がクラクションを鳴らした。オイオイ、こんなことでクラクションを鳴らしていたら、そのうち都会にドライブに行ったときに殺されるぞ。

唐岬の滝の駐車場に車を停める。ここから出発。歩き初めてすぐに左の崖にヤマルリソウが咲いているので二人に教えてあげる。そして私のいつものフデリンドウ撮影ポイントに来て様子を見るが、リンドウの影も形も無い。しかし近づいてよく見ると固い蕾は出来ている。まだちょっと早かったようだ。

ここから先が今日の本来のコースだ。ユキワリイチゲの葉っぱやイチリンソウの葉っぱを見ながら歩く。MMコンビもこの2つの花の葉っぱが見えただけで喜んでいる。コース沿いにはヤマアイ、エンレイソウ、スミレなども咲いているが、いま一つパッとしないので写さない。

尾根に出たところで登山道から外れて見通しの良い場所に案内する。正面は福見山、明神ヶ森。
ヤブレガサとユキザサ

このポイントはユキザサが咲くはずなんだが、時期的にまだ早かったようだ。全然咲いていない。

なんとかテンナンショウ

背景はヤマアイ



4月29日追加
ミツバテンナンショウ
ハシリドコロ
皿ヶ嶺には大群生しているが、今日のコースにはほんの少しだけ咲いている

ピントが(-_-;)
コミヤマカタバミも咲いているが、開き具合が
足元の写しやすいところに有ったユキザサ

写しやすいところに有ったから写したのだ。
ワチガイソウかな?

露出オーバーで見にくい
白猪峠から白猪の滝に降りる登山道に出た。

この谷は白猪の滝の上流。源流と言っても良い。
ツルキンバイ

この手の黄色い花はいろんな種類が有るがこれはツルキンバイと分かる。何故ならツートンカラーになっているから。
エイザンスミレ
アワコバイモ

発見したのはM本さん。
他に無いかとキョロキョロしたけどこれ一輪しか見つからなかった。
この黄色の花は?

よく似た花がいっぱい有るので分からない
白猪の滝の上流

杉か檜かの植林を伐採したあとを通るので、日陰が無く青空がきれいに見える。今日は最高の天気だ。その伐採跡の登山道を降りて川に行き当たると、倒木が邪魔をして登山道がよく分からない。しかし、川を渡れば向こう側に登山道が有るのが分かっているので、倒木を乗り越えていく。川の向こう側に渡ったが、登山道が崩れて消えている。しかしこれも少し下るとすぐに登山道に復帰。

やがて前回白猪の滝の上から這い上がって登山道に合流した場所に来た。二人に今度はこのアドベンチャーコースを行きますかと言ってみる。

登山道の真ん中にフデリンドウがポツンポツンと咲いている。三木さんはフデリンドウを発見するたびに立ち止まっては写す。

早春の森と題を付けよう            

手前はヤブレガサ
ツツジとヤマブキ
このコースもフウロケマンがいっぱい咲いている  
ヤマブキが光っている


白猪峠登山道の登山口に出た。つまり白猪の滝への道に出たのだ。今日は最高の天気と、いろんな花を見ることが出来てMMコンビも喜んでくれただろう。期待していたヤマシャクヤクがまだ咲いてなかったのが、ちょっと残念だった。


    続く(白猪の滝へ)   一人でお出かけに戻る   TOPに戻る





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