墓場尾根を満喫したら次の目的地の弥山に向かう。そのためには再び稜線まで上がらなければならない。多分、もともとは岩の上に土が有ったんだろうが、墓場尾根に向かう登山者が、岩と土の境界を歩くので、土が削られ、岩の露出面積がだんだん増えていると思われるところを上がっていく。

11時丁度、稜線に出る。ここからは水平移動みたいなものなので楽に歩ける。

一番高いのが天狗岳。その向こうが弥山。

11時14分 天狗岳。私一人なら天狗岳はパスするところだが、ひろっさんはこのコースが初めてとのことなので、ちょっと寄り道。



天狗岳から弥山に向かう途中で下を見ると色とりどりの紅葉が綺麗だ。
写している状況。紅葉は私の足の100m下。
弥山とその北側の紅葉

細い岩の稜線を歩いて下を覗き込むとロッククライマーが居るのが見えた。紅葉がイマイチなのでロッククライマーをメインで写してみる。
恐々と下を覗き込む人々
天気が良ければなーとタラレバの話ばかりしながら弥山に向かう
11時45分 弥山到着
弥山からの天狗岳
山頂の社の横から
うーん、晴れていれば・・・

天狗岳の紅葉を写したら弁当だ。2人で山頂小屋に入り味噌汁を注文する。そして味噌汁を持ってきてくれた男性(山小屋の主人?)にひろっさんがこの前帽子をここに忘れたので取りに来たんですが?と尋ねると、帽子の色や特徴を聞いて奥に引っ込むと、やがて帽子を持ってきてくれた。間違いなくひろっさんの帽子だ。

実は9月に御来光の滝から石鎚に上がって、この山小屋であめ湯で乾杯したが、その時ひろっさんは帽子を忘れてしまったのである。今日は東稜を上がり、墓場尾根に行ったのも、この帽子を取りに行くための伏線だったのである。忘れ物を取りに行くためにこんなに苦労してきたのだ。

弁当が終われば帰る。

今日の私とひろっさんの共通の目的。この前歩いたコースを上から眺めて確認すること。

ガレ場が見えている。
樹林帯に隠れて見えにくいかも知れないけど、間違いなくあそこを上がって来たのだ。

12時15分頃、弥山出発。


土小屋に向かって歩いていると、ネット上で見たことの有る顔の男性がやってくる。もしかしてエントツ山さん?と声をかける。私が「出たがり家族の」と自己紹介すると、あーと言って右手を出して握手を求めてきた。さらに一緒に並んで記念写真まで。いつかは出会うだろうとは思っていた人だ。石鎚で会えて良かったです。


最後に瓶ヶ森

今日は一番の目的の帽子を取りにいけて良かった。エントツ山さんにも出会えたし。


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