はじめに
今回は装置の不具合なのか私の操作ミスなのかデジカメ写真をPCに取り込むことが出来ませんでした。写真は有りません。文章だけです。



会社が夏休みに入ってからの11日には中高年登山教室で手箱山に行ったが夏休みは19日まで有るのだ。今度は一人で行ってみようかな。目的地は瓶ヶ森と西黒森。理由は先日の手箱山行きで土小屋出発前に清家先生にキレンゲショウマが高瀑にも有るそうですねと話しかけたら清家先生が石鎚山系に5ヶ所自生地を知っている。そのうちの1ヶ所は西黒森だと言ったのである。筒上手前のキレンゲショウマは有名になりすぎてロープ規制されているので花のアップの写真が撮れなかった。そこでロープなんか有るはずのない西黒森のキレンゲショウマはどんなものか見に行こうと思ったのである。

朝5時半頃起きてテレビの天気予報をチェック。晴れマークだが南方海上の台風の影響が出始めると言っている。でもまだ大丈夫だろう。

6時10分我が家出発。いつものようにサラヤでおにぎりを買う。一人で行くときはサラヤがお気に入りなのだ。黒森峠を越えて面河村に入り石鎚スカイラインを目指す。スカイラインから石鎚方面を見るが雲の中。
8時頃土小屋でトイレ休憩。土小屋全体がガスの中。と言っても頭の上は明るく晴れそうな予感が。

8時25分 瓶ヶ森駐車場到着。登山靴に履き替えて出発する。登山道をしばらく歩くと氷見二千石原に到着。晴れていれば白骨林とその向こうに見える石鎚を写すところだが取りあえずガスの中の白骨林を写す。ここは秋になればリンドウが咲き乱れるところだがさすがにまだ咲いていない。ノリウツギが登山道の周囲や笹原の中に白く咲いている。足下にはまだ名前を覚えていない黄色い花が2種類咲いている。瓶ヶ森ヒュッテに近づいたあたりからシコクフウロも見え始めた。ガスの中から子供の声が聞こえる。家族連れで登山に来ているようだ。瓶ヶ森ヒュッテを行きすぎたあたりで頂上への登山道になる。時々後ろを振り返って石鎚が見えないかなと思いながら歩くのだ。

9時20分 瓶ヶ森山頂到着。先ほどの子供連れの一団が写真を撮っている。頼まれて写真を撮ってあげる。ここでおにぎり1個食べる。視界は数十m程度。伊予富士方面への縦走路分岐を示す標識がかすかに見える程度だ。目的の西黒森は目の前に見えるはずだが全く見えない。

9時30分 山頂出発して西黒森に向かう。瓶ヶ森からは一旦下りとなり瓶ヶ森林道間近まで下りることになる。鞍部に吉野川源流の石碑が建っている。

ここからは再び登りとなるがきつい登りではない。さて今日の本来の目的地のキレンゲショウマはどの辺に咲いているんだろう?清家先生はどこに咲いていると言った具体的な場所は話してくれなかった。そりゃそうだろう。筒上のキレンゲショウマの現状を見ればうかつに他人には話せないのは分かる。清家先生は私が中高年登山教室の様子をホームページに書いているのを知っているのでこの男に話したらあっという間に広まってしまうと少し警戒したかも知れないな。

私は北側斜面に咲いているはずと思い北側に下りる踏み跡を捜しながら歩く。それらしき踏み跡が有るではないか。ここかなと思い斜面に向かう。しかし足場が悪い。足をおいた場所の石が崩れ落ちる。その足場が悪いところにいろんな花が咲いている。この前うっかりオリジナルサイズの画像を消去してしまったツリフネソウもいっぱい咲いている。その他にも黄色の花や白い花。花の名前を知っていれば具体的に書けるんだが。

標高差にして100m以上は下りただろうか?本当にここかなと言う思いが強くなる。私は家を出るときに妻には瓶ヶ森に行くとしか言ってない。万が一の事態になれば私は行方不明になってしまう。ましてや登山者が通ることもないキレンゲショウマと無関係の場所で有ればなおさらである。残念だが今日はあきらめよう。元来たところを這い上がる。しかし下りるときには足下が崩れてもそのままズルズルと下っていれば良かったが上りでは苦しい。その場に立っているだけでも足下が崩れるのだ。二、三歩上がればハー、また少し上がってはヒーなどとあえぎながら元の登山道に向かう。

11時17分 登山道に戻った。ホッとする。私のGパンは腰から下はドロドロになってしまった。滑って何回も尻餅をついたからね。ここからは普通の登山道になり快適に歩ける。
11時21分頃 瓶ヶ森林道を見下ろせる場所に座れる岩がありここで小休止。たまに自動車が走っているのが見える。

11時40分 西黒森への分岐点。ここからは低い笹の中の急勾配で直登である。雨上がりに来るとしんどい道だ。傾斜がゆるくなった。ここにもコメツツジが。

11時47分 西黒森頂上。なんだ、分岐点からたった7分で山頂か。景色は何も見えないので山頂の標識だけ写して帰ろう。山頂は狭く10人立ったらいっぱいになりそうだ。ガスの中からウグイスの鳴き声がきれいに聞こえる。虫が頭の周りを飛び交うのでここでの弁当はやめてどこか他の場所で食べよう。頂上から数十m歩いたところに手頃な場所があった。虫も少ない。ここで弁当だ。天気が良ければ見晴らしが良さそうな場所だ。

12時頃出発。元来た道を引き返す。
12時33分。吉野川源流の石碑。ここからは舗装された林道を歩いて瓶ヶ森の駐車場に戻る。林道の両側には登山道で見かけた花が咲いている。この花を写しながら帰る。わざわざ苦しい登山道を歩かなくても自動車で来れば山の花が見えると言うことだ。しかし通りかかる車は花に気づくこともなく走りすぎる。

13時 瓶ヶ森駐車場到着。ズボンの替えは持ってきてないが濡れた靴と靴下を脱いでサンダルに履き替えるだけで足が気持ち良い。

我が家に帰ってデジカメのメモリーをフラッシュパスに入れて読み出そうとするが反応が無い。フロッピードライブの調子が悪いのかと思って普通のフロッピーを入れると読める。と言うことはフラッシュパスが悪いのか?フラッシュパスで読めなかったら次の手段はメモリーリーダー。実は何ヶ月も前にメモリーリーダーは購入していたのだが当時のメインのPC(デスクトップPC、現在は動作せず。今はホームページ作成やインターネットはノートPCを使用)にインストールしても動作しなかったので無用の長物と化していた物だ。しかしこのメモリーリーダーはデスクトップで駄目だったときにノートPCでも駄目だったんだけどなーと思いながらもマニュアルを見ながら再トライする。やはり駄目だ。折角写してきた写真が取り込めないのか?ここでメモリーカードをもう一度デジカメに入れて画像をチェックしようとすると<フォーマットするっ?>のメッセージが出る。そんな馬鹿な。メモリーの入れ方が悪かったのかなと思い一度抜いてもう一度入れる。しかし無情にも<フォーマットする?>のメッセージが。アチャー、読み出すどころか既に消えているのである。泣く泣くフォーマットしてもう一度メモリーリーダーに入れてアクセスすると今度はOK。幸いと言うべきか今日は展望が利かなかったので山の景色の写真は大した物は撮ってないから実害はないが、それでも花の写真はいろいろ撮ったのになー。残念。また来年のお楽しみに取っておこう。メモリーリーダーが使えることが分かったのが救いである。

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