矢筈山への登山口はこの駐車場に来るときにバスの中から見えていた。ここから10mくらい歩けば登山口である。
登山口まで歩いているとピンクのホタルブクロに気が付いた。私は白以外のホタルブクロを見たのは初めてなので他の人に<おーい、ピンクのホタルブクロが咲いている>と知らせると、やはりピンクを見たことの無い人は走って寄ってくるが見たことのある人は冷静である。なおかつ長老は<これは川内のあそこに咲いている>とさも珍しくもなんともない風情で私の感激に水を差す。
なんでもよく知っている長老はその知識でバス中や歩いている時に我々を楽しませてくれるが、逆に何も知らない無知な人間の無邪気な感激を実にあっさりと吹き飛ばすことも有るのである。
これが矢筈山登山口。この舗装された道路を右に10m行けば(矢筈山から降りた場合は左に行けば)バスを停めてある駐車場だ。

矢筈山に向かうのは結局16人らしい。

ここ出発が14時45分頃か?
矢筈山の登山道は結構きつく感じる。直登でしかも階段部分が多いのだ。階段と言っても普通の階段ではなく登山道の土が崩れないように木を置いてあるがそれがそのまま自然と階段になっているのだ。左の写真の感じだ。
長老が今度は<この道は険しいぞ>と言うので<登ったことが有るんですか?>と聞くと<イヤ、無い。しかし地図を見たら分かるじゃないか。等高線が頂上まで等間隔だ>と言う。ヤラレタ。これは長老に座布団一枚。
16人で歩き始めたが途中で女性が二人脱落しバスに戻ると言うので夫婦で来ていたご主人も付き添って下りたので合計3人脱落し13人で山頂に向かう。
頂上が近づいてくると登山道の脇にはコメツツジが見えてくる。
綱附森の登山道にもよく咲いていたラン?誰か教えて。
イブキトラノオがいっぱい咲いているのだ。
シコクフウロもぽつんと咲いている。もうこんな時期から咲き始めるのか。
山頂が目の前になってくるとコメツツジも増えてくる。トラノオも見えるでしょう。
15時34分。矢筈山頂上到着。登山口から50分で来た。このメンバーだからこの時間で来られたとの声も出る。

はー、お疲れ様でした。今日2つめの四国百名山。
記念写真を撮ったあとくつろいでいる様子。手前はもちろんコメツツジ。この小さな花に大きなミツバチが群がっているんだけどどこに巣があるんだろう。
雲が切れそうで切れないのだ。綱附森は見えない。この人たちは足元に広がる花を見ていたのだ。
上の写真の人が立っている場所まで行って下を見たところ。ヤマボウシの終わりかけが1本。あとはほとんどがリョウブ。ノリウツギも多かった。
矢筈山頂からの天狗塚

これ以外は雲の中
15時50分 矢筈山頂を後にする。

まだ花を多くつけたツツジが何本も残っていて我々の目を楽しませてくれた。
16時20分 登山口着。30分で下りたのだ。

綱附森への林道に入ったところに黒いビニールパイプが有りそこから水が出ている。この水で顔を洗う。中には上半身裸になって体を拭く人も。


16時37分 バス発車。再び細い山道を走るが今度は下り坂なのでエンジンも快調である。バスの窓から道端を観察していると白とピンクのホタルブクロが仲良く並んでいるところもある。

17時55分 アンパンマンミュージアム前
18時30分 南国インター
19時     馬立PA
20時18分  川内インター

川内インターを出たところで清家先生が立ち上がって9月いっぱいはパキスタンに行ってきます。そのため9月の登山教室は無いが10月は2回行きますと言う。パキスタンのどこに行くんだろうと思っていたらK2に行くという。名前は聞いたことがある。その山に登るのかと思ったらK2の麓のトレッキングだそうだ。うらやましい。8月の登山教室は予定通りキレンゲショウマを見に行くとのこと。

公民館は行事があって車がいっぱいだった。バスが入れない。
20時25分 役場前に停車。長い一日が終わった。


今日の感想
1、川内から片道3時間40分もバスに乗っていくような遠方の山に行けて良かった。綱附森の山頂で清家先生も話をしていたが日帰りで自分で車を運転して山に登り再び運転して帰るにはキツイ山である。登山教室ならではである。
(注)役場のマイクロバスは高速で上りになると一般道路並みの速度しか出ません。また細い山道でも慎重に速度をかなり落としていますので普通車で行けば3時間程度で行けるでしょう。
2、ピンクのホタルブクロを見ることが出来て良かったが長老によれば川内にも咲いているとのことなので場所を教えてもらって見に行かなくては。
3、アンパンマンミュージアムの場所が分かって良かった。しかしもう我が家の子供達は行きたいという年齢を過ぎてしまった。

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