今日は川内町中高年登山教室で高知の綱附森に行く日だ。綱附森がどこにあるか知らないが登山教室の素晴らしいところは目的地を知らなくてもバスに乗っていれば目的地に行けることである。

今日は出発がいつもよりも早く6時である。そのために弁当はローソンで買っていく。ところが公民館に着いたらいつも車を停める公民館の裏が使えなくなっている。仕方が無いのでいったん我が家に帰り今度はMTBで公民館に向かう。我が家から公民館までMTBでも数分の距離なのだ。

バスの入り口で清家先生が今日のコースを書いた地図をみんなに配っている。それを見ると先月に聞いたコースとは違っている。先月聞いたときは京柱峠〜矢筈山〜綱附森の縦走コースになっていたのだ。ところが貰った地図にはアリラン峠から綱附森往復、アリラン峠から矢筈山往復になっているではないか?こんなんアリラン?と訳の分からんことをうめきながら清家先生にコースを変更した理由を聞いた。先生の答によると元々先生の考えていたのは京柱峠までバスで行って矢筈山経由でアリラン峠まで行き、バスはここに回ってきてもらってアリラン峠と綱附森を往復するつもりだったらしい。しかしこの場合矢筈山からアリラン峠に下りてバスを見た途端に綱附森に行かず落伍する人が出るはずだ。それでは全員を綱附森に連れて行こうとしている目的が果たせないとのこと。変更したコースだと少なくとも綱附森には全員が登れて矢筈山には希望者だけが登れば良いことになる。今日は綱附森と矢筈山の2つの四国百名山に登るが第1目標は綱附森なのだ。

6時公民館出発。参加者が少なめで補助シートを使ったのは一人だけ。川内インターから高速に入る。高知自動車道に入り7時20分頃立川PAでトイレ休憩。どこのインターで下りるのかと思っていたら南国インターまで来てしまった。南国インターを出たのが7時50分。バスの中から何か見ては「さすが高知」「さすが南国」とやかましいが稲穂が既にいっぱい出ている水田を見たときは私も「さすが高知」と思ってしまった。清家先生が運転手さんに行く方向を指示しているが途中勘違いがあったのか右側に右折しようとして結局やめてしまいチョットあぶないシーンがあった。

バスは龍河洞方面に向かい国道195号線に出会ってからはこの国道を走っていく。
8時20分 アンパンマンミュージアム前通過。子供達が行きたいと言い出せば行って見ようと思っていたところだがここに有ったのか。物部川の橋を渡って左折し物部川を左に見ながら走る。高知工科大学のモダンな建物が右手に見える。物部村の中心部を通過して左折し県道49号線に入る。道は1車線で狭くバスで走るのは苦労するところだが私が運転するわけではないので窓から見える渓谷美を楽しんでいれば良い。

8時48分頃 土佐矢筈山の標識が有りさらに左折。しかし道路は県道49号線のまま。
8時55分頃 笹渓谷温泉と書いた建物を通過。ヘアピンカーブの左手に民家があり誰か住んでいるんだろうか?なんてバスの中の多くが覗くと家の外に婆さんがいて我々のほうを見て会釈する。人間の顔を見るのは久しぶりなのかも知れない。細い山道をバスが走っているところで清家先生が「到着したよ」と言った。バスから矢筈山の登山口の標識が見えた。ここを行き過ぎると広い駐車場があるよと清家先生。
9時38分頃 アリラン峠駐車場到着 清家先生の言うとおり駐車場が広いので驚いた。20台以上は駐車できそうだ。トイレもある。
9時50分頃出発 向こうに見える未舗装の林道の向こうに綱附森への登山口が有るようだ。
駐車場から数分歩くと林道は行き止まりとなり左手にこの登山口がある。
登山道は湿ってはいたが別にぬかるむほどでもなくまあまあ歩き安い。また傾斜がきついところもほとんど無い。登山道にはシャラやヒメシャラの花が散乱している所がある。頭上を見上げるとまだ花が少し残っているが撮影は困難。
ノリウツギ       
登山道が水平になったところで少し休憩               
綱附森が見える。
小さなピークをいくつか越えていかなければならない。アップダウンが有るのだ。ひたすら登るよりはこの方が変化が有って良い。
登山道は整備されていて障害となるようなものは無い。しかし見てのとおりの笹原の中を歩くので笹の葉が濡れていれば足元はびしょびしょになってしまう。
イブキトラノオ

これがトラの尻尾に見えるのかな?
この花は綱附森よりもこの後行く矢筈山のほうが多かった。
これも笹の中にあっちこち咲いていた。
ランの一種か?


9月8日追加 ナガバシュロソウ
これは笹の花
紫ではなくて薄く黄色になっているのが花である。珍しいものを見てしまった。
ここは綱附森の一つ手前のピークだ
12時ごろ 綱附森到着 すぐに弁当。回りの景色が見えないので弁当しか楽しみが無いのだ。この人たちは日傘をさして弁当を食べる。直射日光に当たったことの無い深窓の令嬢なのだ。(何年前の令嬢か知らないけど)

先月の二ツ岳登山のときと同じくデザートがいろいろ回ってくる。

向こうの雲の中がこの後登る矢筈山
中央に薄く見えるのが天狗塚
これは矢筈山

清家先生が天気がよければ剣山、ジローギュー、
三嶺、そして天狗塚が見えますと話している。
ハイ全員集合
12時50分頃 山頂出発
来た道を引き返す。

これは帰りの登山道から見た矢筈山  

バスの止まっている広い駐車場がよく見えるポイントもある
14時30分頃 駐車場のバスに戻る。この後は希望者だけ矢筈山に向かうのだ。

   矢筈山に行く


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