今日は私にとっては3ヶ月ぶりの登山教室である。行き先は石鎚から二ノ森を経由して堂ヶ森に縦走し梅が市に下りる長距離コースである。今日のコースはなんとしても参加したかったのだ。4月の赤星、5月の鬼ヶ城は参加できなかったが、行こうと思えば一人で行けるコースである。しかし今日のコースは一人での日帰り縦走は困難であり登山教室だから行けるコースなのだ。それともう一つの理由は今日の石鎚から二ノ森の間を歩けばこれまで歩いたトータルとして堂ヶ森〜二ノ森〜石鎚〜土小屋〜伊吹山〜子持ち権現〜瓶ヶ森〜伊予富士〜寒風山〜笹ヶ峰と縦走が完結するのである。
7時前に公民館に行く。バスに乗ると今日の参加者は23人の説明。7時過ぎ公民館出発し三坂峠を越えてバスは走る。石鎚スカイラインを走ると今日の縦走コースがよく見える。
|
9時25分頃 石鎚スカイライン終点の土小屋到着。丁度公衆トイレが新築工事中だった。7月1日のお山開きに間に合うように作っているのだろうか。清家先生がこれまでのトイレは汚かったと言う。全国各地の山に行き登山基地の様子を知っている清家先生のせりふだけに重みがある。しかしトイレが汚いと言う言葉に重みを感じる私は軽い男である。
(注)
公衆トイレは使えませんがここにあるレストランのトイレは自由に使えます。また駐車場も使えませんので国民宿舎の下にある駐車場を使ってください。 |
9時35分出発。あちこちにツツジが咲いている。鬼ヶ城の見事なシャクナゲを見られなかった私に<あそこにシャクナゲが咲いているよ>と教えてくれる。
|
10時38分 東稜コースへの分岐点で休憩
左に見える白い杭には以前は上級者用コースの板が打ち付けられていたはずだが今はない。東稜コースをメジャーにしたくないと思う人がはずしたのだろう。 |
|
|
|
シャクナゲがポツポツと咲いていたので写したのだがちょっと分かりにくい。辛うじて下の方のピンクがそうかなと感じてくれるかな? |
|
|
10時50分 天柱石の見える沢。白いヤマシャクヤクがいくつも咲いている。しかし同行者がだんだん花が減っていると言う。登山道に年配の夫婦が休憩中でご主人はミニサイズの缶ビールを飲んでいる。私が横を通過するときに<ビールが飲みたいなー>とつぶやくと奥さんが<フフッ>と笑うが笑わなくて良いから黙ってビールを出して欲しかった。
天狗岳の岩場にはロッククライミングの人が見える。
11時 鳥居下。(成就からの登山道との合流点)
|
11時37分 石鎚山頂到着。清家先生が12時出発予定と言うのでさっさと弁当を食べなくては。 |
|
石鎚から見た今日の縦走コース。
山が3つ並んでいるが左から二ノ森、鞍瀬の頭(かしら)、堂ヶ森。
ただし鞍瀬の頭はトラバースするだけで山頂には行かない。 |
弁当も食べ終わって食後のデザートにミカンを食べる。私は小さめのミカンなら続けて3個は食べないと食べた気がしないミカン食いである。しかし12時出発に間に合わせるために1個で我慢して他のメンバーと一緒に集まっていると清家先生の姿がない。清家先生は他のグループの人に何か説明中である。山のことを話し始めたら止まらないので我々が<時間ですよー>と先生に声をかけてやっと清家先生がやって来た。
|
女性軍の一部が山頂のトイレを利用している間、神社のある岩山の岩の隙間にイワカガミが咲いているのに気づいて撮影。鎖の下側に見えるピンク色がそうです。もちろんアップでも撮影したのだがピンぼけだったので写真ナシ。私は今のデジカメを買って何ヶ月にもなるのにいまだに確実にピントぴったりでアップで写せたことがないのだ。
(後編でピントぴったりのイワカガミが有るのでお楽しみに) |
|
|
二ノ森に行く
|