今日は川内町中高年登山教室で皿ヶ嶺に登る。去年の3月にサイクリングで行って以来である。いつものごとくばたばたと準備して公民館に車で向かう。まるで測ったかのように(測っているんだけど)7時半丁度に車の前輪が公民館敷地に入る。車を停めて役場のマイクロバスに乗ったら<おいわさん遅いよ>と声がかかる。清家先生の講義は既に始まっていた。今日のコースの地図が配られている。清家先生の話を聞くと久万町のスキー場から登って重信町の上林に下りるようだ。役場のバスで行く中高年登山教室だからこんなコースが行けるのである。一人だったら車を停めた場所に戻ってこなければならないのだ。

7時30分過ぎ 公民館出発
8時30分頃 久万スキーランドの駐車場到着
役場のバスは峠道が苦手なので川内から1時間もかかってしまった。(向こうに見えるのは普通の観光バスですよ)

私はここでオーバーズボンをはきスパッツを付けた。どんな大雪が待っているか分からないのである。
スキー場の駐車場をそのまま上に歩いていくと駐車場の奥に林道が続いている。スキー場でトイレを済ます女性軍も居るので駐車場の隅で一旦休止。このとき何人かの女性メンバーが私のスパッツをジロジロ見ている。私のスパッツは20年以上も前に買った年代物である。前側は紐で締めて後ろはファスナーになっている。その紐が珍しくなおかつ締めるのが大変だろうと言われたので、ちょっと膝を曲げてスカートがふわっと浮くように180度回転して後ろを見せてやったら<アーッ>と声が上がる。オイオイ、皆さんこんなことで感激するような年じゃないだろう。後ろのファスナーを見て皆さん納得してくれたようだ。ファスナーが付いてないと思っていたようだ。そう言えば先日の高瀑に行ったときのメンバーも私のスパッツを珍しそうに見ていたな。フンッ、20年前は誰でもあんなスパッツだったんです。こんなスパッツごときで行数を稼ぐわけには行かない。先を急ごう。
8時40分駐車場出発。
(上の写真の駐車場じゃないですよ。ゲレンデのすぐ横の駐車場)

林道には霜柱が出ておりそれをガリガリと踏み潰しながら歩く。雪はまばら。私のスタイルが大袈裟に見える。それでも道端には長いものでは30cm以上のツララがぶら下がっており冷え込みがきついことが分かる。実はアイゼンも持ってきたのだがさすがにまだ付けるのは早いと思い左腕にぶら下げて歩く。しかもスーパーのナイロン袋に入れてきたのでまるで主婦のお買い物姿で歩いているのだ。
林道を歩き右手に分岐する三叉路に来たところで清家先生がここから引地山に登ると説明している。ここに見える林道を右に行けばスキー場だ。

この登山道は上の写真の登りはじめだけきついがあとは緩やかな尾根道で右手は赤松林、左手は杉林になっている。急な傾斜も無いし岩や木の枝が障害となることも無い非常に歩きやすい登山道だ。
9時27分 引地山到着

山と名前がついているからにはピークになっていると思っていたが、この引地山はその定説が当てはまらないようだ。何でもないところに標識がありしかも行く手には上り坂が見えている。山頂に来たという実感が全然わかない山だ。
そのうち杉林の中の斜面を歩いていると右手から音楽が聞こえてきた。一体なんだろうと思っていたら木の間からスキー場が見えてきた。スキー場のリフトを下りてから左に50m程度歩いてそこからさらに山を100m程度直登すればこの登山道に出会える。
人の背丈よりも高い笹の間を歩く。しかし登山道はきれいに整備されておりMTBで来たら良さそうだなと本気で思ったほどだ。
霧氷のトンネルで。クリックすると拡大画像になります。
登山道の周囲は霧氷のトンネルになってきた。右上の写真はこの霧氷のトンネルを背景に写真を撮ってと私に手を振っているところだ。実は霧氷だけの写真も何枚も撮ったのだが結局まともに取れた写真は無し。露出がむつかしい。一眼レフだと露出をいろいろ調節できるが私のデジカメでは簡単には出来ない。背景が青空ならそこに真っ白い霧氷を置くだけできれいに見えるが曇りの日に霧氷をきれいに写す裏技を知らないのだ。あー、一眼レフタイプのデジカメが欲しいなー。しかしその前にもっと欲しいのがGPSなのだ。これも高い。(一眼レフのデジカメよりは安いが)
10時55分 皿ヶ峰三角点
しかし誰も止まらない。素通りだ。
手前の四角いのが三角点。1270m
上の三角点を過ぎたところ
11時丁度

皿ヶ嶺山頂

天気は見ての通りだ。晴れてはいないが風が無いだけ良かったと思わなければ。
続く




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